全ての描写は主人公の心の動きのために書かれている

9999文字、これで複数人の動きを表現するのは難しいです。
なので多分色々とバッサリと切って、一つの変化だけに収束させていると思います。

それは主人公の心の動きです。
心の動きのためにこの文章は書かれています。

本筋だけを追ってみて下さい、動いているのはほぼ主人公だけです。
主人公の、主人公による、主人公のための作品なんです。
ほかは、言ってしまえば添え物。

とはいえ、添え物の描写が素晴らしいので本筋追うのと描写を堪能するの、2回読むとなお面白いです。
是非どうぞ。

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