そのまま映画に出来る、ジェットコースター型ノベル

 読み手を引き込む展開が秀逸で、各話のラストには必ず次につながる「引き」の言葉があり、ついつい次の話を開いてしまいます。

 特に第1話のホットスタートは見事の一言で、次々起こる危機的展開に抗う主人公のかっこよさと、全てを救えなかった無念。そして更なる大きな事件へと怒涛の展開です。

 「誰かを救」おうとする主人公赤沼は、一体”誰を”救うために戦うのか?

 現在「始まり」編まで読ませて頂きましたが、今後の展開が楽しみです。

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