咒血~SAN値0の彼女~

海野しぃる

SAN値0の彼女

 スマホの画面の向こう側で、少年がギターを弾いていた。背は高くない。ダボダボのパーカーを着て黒縁の大きな眼鏡とマスクをつけているせいで、三白眼であるということくらいしかわからない。不機嫌そうな表情にもかかわらず、弾むような指先の動きや小刻みに揺れる姿のせいで、三白眼の少年は誰が見ても楽しそうにしていた。


「天ヶ瀬、歩きながらスマホを見るんじゃない」

「あっ、先生」


 天ヶ瀬あまがせえにしは再生していたギターの演奏動画のコメント欄を閉じて、スマホをポケットに放り込んだ。彼自身が、昨日の夜に投稿したばかりだが、ポツポツとコメントも付いて、再生数もそれなりに伸びてる。頑張って作った自信作だ。

 ――日間ランキングにも載ってた。端っこだけど。


「何見てニヤついていたんだ天ヶ瀬?」

「えへへ……漫画を……」

「ったく、教室まで遅刻するなよ。あと校舎ではスマホ出すなよ。見逃す俺まで怒られる」

「先生、愛してる」

「じゃあ走れ少年」


 縁は人なつっこい笑みを浮かべて小走りに教室へと向かった。

 彼が教室に入ろうとすると、クラスメイトの一人とすれ違った。

  目元の隠れそうなくらい髪を伸ばして、抱えたプリントの山に身体が隠れてしまいそうな小柄な少女。


「おはようございます。天ヶ瀬さ……あぁっ!?」


 ぶつかりそうになって、縁はとっさにプリントの束を支える。


「大地さん、おはよう。また先生の手伝い? 大丈夫?」

「はい。あ、ありがとうございます。昨日の授業で分からなかったところがあったから教えていただいてました」

「熱心だな……」

「人の役に立つ為には、自らを磨かなくてはいけないんです。机の上のプリントとって目を通しておいてくださいね」


 大地だいち露子つゆこは長い前髪の隙間からはにかんだような笑みを向ける。そして彼女の席に戻っていく。後ろ姿は少しだけ機嫌が良さそうだ。

 ――今日も良い朝だ、うん。

 縁が言われた通りプリントをとって席に向かうと、その前に座っている小太りの男子生徒がポツリと呟く。


「羨ましいな天ヶ瀬……」


 そしてケッと言いながら縁を肘で小突く。


「何がだよ?」

「大地さんだよ、おめぇ~! あんな真面目で良い子から気に入られやがってよ」


 縁の後ろに座っていた背の高い男子生徒が縁の肩を揉む。普段より力が入っていた。小柄な縁には少し痛い。


「いや……話しただけだろ」

「お前の話しただけは信用ならん」

「ずるいからなあ縁は~」


 縁の前後を挟む二人は顔を見合わせてニヤニヤ笑う。

 縁は肩をすくめた。

 ――この会話、クラスの女子にこれ以上聞かれたくないな。ああいう頭の中がスカスカの連中の悪口の種にされるのも癪だし。

 ――まあそういう連中とは一味違うって意味で、彼女は嫌いじゃないけどさ。


「それより、今日英語の小テストだろ」


 縁は意図的に話題を切り替えた。二人はそれを不思議に思うこともなく、彼の意図した通りにその話題へと乗った。


「既に勉強したが?」

「もう覚えたが?」

「お前ら、成績良いもんな……」

「仕方ねえな。不合格にならないようにヤマだけ教えてやるよ」

「かわいそうだもんな。ほら天ヶ瀬、さっさと教科書開け」

「あ、ありがとう……」


 ――俺は幸せだな。

 机の中から教科書を出そうとしたその時、何かが彼の手に触れた。

 封筒だ。縁はその封筒のシールを見て青ざめた。


「すまん、ちょっと離れる」

「死ぬぞ天ヶ瀬、お前の学力では小テストは乗り越えられない!」

「ごめんって!」


 シールは天ヶ瀬縁のSNSのアイコンを印刷したもの。彼のフォロワーでなければ知る筈のない、彼がフォロワーに描いてもらった世界に一枚のイラストだった。

 縁は慌てて教室を飛び出し、トイレに駆け込んで、それを乱暴にこじ開ける。

 すると中の手紙には


『天ヶ瀬縁 様。放課後、体育館の裏のお社で、ぜひお話したいことがあります。大地だいち露子つゆこ


 と、生真面目そうな整った文字と見覚えのあるクラスメイトの名前が書いてあった。

 長い前髪で目元を隠した小柄な少女のイメージと、その脅迫のような手紙が噛み合わず、縁は己の目と頭を疑った。


「……いやー」


 何かのイタズラではないかという線も考えた。

 相手にすべきではない。見なかったことにして逃げてしまえ。

 そういう事も考えた。けど、なによりだ。


「やばい……」


 なにより、身バレの危機だ。

 チャイムが鳴った。テストがもうすぐ始まる。聞き慣れた音色が、幸福で、穏やかな世界の終わりを報せていた。


     *


 テストの結果は最悪だった。最悪なまま放課後を迎えた。怖くて大地露子とは目を合わせられなかった。

 そんな最悪の一日を過ごしてから向かう体育館の裏。薄暗い雑木林の中が待ち合わせの場所。最悪の日には丁度良い。

 最悪日和におあつらえの不気味なお社の前で、縁は露子を待っていた。


「はぁ……」


 ――なんで俺がこんな目に。

 そう訴えかけるように、わざとらしく大きなため息を吐いた丁度その時――


「え、!」


 背後から甲高い少女の声が鳴り響いた。

 おもわず飛び退きながら振り返ると、長い髪を地面につけて、いきなり土下座をしている露子の姿があった。


「おっ、脅すような真似をして大変申し訳ございませんでした……!」

「えっ、えっ? えぇ……!? な、なあ大地さんそれ謝意しか伝わらないんだけど……!? 何してるんだそれ……ええ……?」


 慌てて寄り添うと露子は顔を上げる。長い髪の隙間から真っ直ぐな黒い瞳が縁の瞳を見つめていた。


「露子で構いません。縁様におかれましてはこれまで数々のご無礼、平にお許し頂きとうございます。今一度、ザルジズという魂の名に従い、あなたに永劫の忠誠をお誓いしましょう」


 しばらく固まっていた縁だったが、露子が自らのスニーカーに口づけをしようとしたところで悲鳴を上げながら飛び退いた。


「な、な、な、なにやってんだよ!?」

「従僕として当然の礼です。レムリアにおける主従の儀礼をお忘れでしたか?」


 土下座はやめたが、片膝を着いたまま、露子は不思議そうに首を傾げる。


「レムリア?」

「縁様、やはり前世の記憶を奪われておいででしたか。エイボンという名にも覚えがありませんね?」

「前世? エイボン?」


 ――分かった。こいつは正気じゃない。

 縁はゆっくりと呼吸をしながらうなずき、落ち着ける。


「縁様は前世はエイボンと呼ばれる魔術師であり、私は従者で、ザルジズと呼ばれる男でした。幼い頃から蛇人間の奴隷として無為に日々を送る私めを救い出し、レムリアと旧き神々についての見聞を深める旅へと連れ出してくれたのはエイボン様……いえ、縁様でした。しかし、偉大なる叡智を得た縁様を妬む人間も居るのです。イゴーロナクなる邪神を崇拝する邪教の手により、エイボン様は信仰する善神ツァトゥグアとの交信を断たれ、魂のみの姿で遥かな未来へと追放され、不幸にもレムリアは滅亡したのです。愚かな人間どもには相応しい末路ですが、エイボン様のお嘆きいかばかりであったか……」


 勿論内容は全く分からない。

 ――うんうん、本とか、読むの好きだもんな大地さん。

 ――きっと夢見るお年頃で、俺が都合の良い妄想のはけ口だと思ったんだろうな。

 ――いっそドン引きするようなことでもして嫌われるか?

 縁は心を空っぽにして、逃げる機会を伺う。


「分かった。で、俺はどうすればいいのかな……」

「縁様、私は貴方にお仕えすべく参りました」

「仕える……って何するんだよ」

「なんでもです。勉強のお手伝い、買い出し、朝夕の送り迎え、動画エンコード、SNSにおけるエゴサーチ、動画拡散のお手伝い、縁様がアルバイトから帰ってきた後にお皿を洗っておいたりお風呂を入れたり食事を用意したり……私もこっそりアルバイトをしてギターの維持費の足しにします。勿論そういった日常的なことばかりではありません。人を殺せというなら殺してだってみせます。なんでもします。なんでもです。前世のようにお仕えします」

「じゃあとりあえず……顔上げて立ってよ。誰かに見られて変な噂されると嫌だろ」


 露子は言われるままに立ち上がり、少年のような胸を張って、首を左右に振った。


「下賤の者共には誤解をさせておけばいいのです。理解できないことはしない方が幸せなのですから」

「誤解……ね。そうか」


 縁はシニカルな笑みを浮かべた。

 ――こいつ、良いこと言うな。俺もこいつを理解しなきゃ良い。適当に放っておけば勝手に飽きる。その時までに恨まれないようにしておけばいい。それだけだ。

 そして、わざとらしく腕時計を見た。


「俺は帰る。お前も帰れ。お前の言う通り、ギターってお金がかかるし、この後にその維持費を稼ぐ為にバイトに行くんだ。遅れると店長に悪い」

「縁様のご両親のお友達のカフェですね? ここから二駅、偶にお茶をしに行っています。外で一人で本を読んでいると声をかけられて迷惑なのですが、あのカフェだと落ち着いて過ごせるので……」

「は?」


 学校の人々とは無縁の日常である筈のカフェの中に、目の前の少女がちょこんと座っている姿を思い浮かべる。カフェと言っても店長の趣味が強い昔の洋楽ばかり流れるようなカフェだ。女子高校生が行くような場所ではない。

 しかし、どちらかと言えば幽霊のような薄暗い雰囲気の少女が、そんな店の片隅で難しそうな本を読んでいる物憂げな姿が、なんとなく縁にも想像できた。


「あ、勿論ですが、縁様のご迷惑にならないように、時間をずらしていました。店長さんとも仲良くさせていただいております。音楽の趣味が素敵な方ですよね」


 露子は一歩近づいて、縁の手をとる。初めての経験に縁は固まってしまった。


「勿論、縁様の動画も学校の行き帰りによく聞いています。家で勉強の時なんかBGMにしてて……指、綺麗ですよね……すごくドキドキしてしまいました。あの、実はですね。縁様の動画が更新される度にSNSで宣伝なさっているのも、実は既にお手伝いしていました。生配信の際はスパチャなども……」

「あ、ありがと……じゃない。まって、待て。誰だ? お前、誰が? え? どのアカウントだよ」

「秘密です」


 ずっと応援してくれていた仲の良いアカウントの名前がいくつか浮かぶ。その全てが自分を近くで眺めていたことを想像すると、背筋が寒くなった。


「実はですね。この前も感想とかリクエストとか送っちゃいました。いつも流行りの曲を早めにアップロードなさってて、それはそれで素敵だな~って思うんですが、昔の曲の話もなさっているので、わからないなりに調べて匿名でリクエストしたんです。今日寝坊なさったのは、もしかして、練習だったりしますか……あっ、えへへ、エイボン様が私に囁いてくださったのです……今日は縁様が寝坊なさるって……」

「妄想だろ!? 生まれ変わってるんじゃないのか!?」

「時を超えたエイボン様の御言葉ですよ? メッセージを入れたタイムカプセルみたいなものです。前世のあなた自身から命令を受けているだけですから、怖がらないでください」


 縁は悲鳴を上げながら手を離した。

 頭の中はもうめちゃくちゃだ。ただ、パンクしそうな思考の中で、本能的危機感だけはまだ残っていた。

 ――教室も、俺の放課後の居場所バイト先も、誰も俺を知らないネットの中も。全部だ。全部にこいつがいる。知らない間に食い込んでいる。俺のなかに、こいつがいる。もうとっくに、こんな訳のわからないやつが、俺の生活を。


「大丈夫です。八木さんも、高橋さんも、私たちの事を知らない振りしてくださってますよ」


 普段からよく喋る友人、縁と同じくらい女子との接点が無い二人の名前が出た。目が熱くなって、潤んでくる。怖かった。


「あいつらにもなにか吹き込んだのか!?」


 声は情けないほどに震えていた。


「何もしてませんよ。何もしてません。縁様の大切なお友達ですもの」


 SNS。教室。バイト先。天ヶ瀬縁の生きる、平和で幸福な空間の全てに、大地露子は既に居た。それどころか、日常を支える絆にさえ暗い影を落としていた。


「ただ我々の前世の絆を暗黒の手のものに嗅ぎつけられるといけませんので……彼らを守る為にも真実は秘めておきましょう」


 長い前髪と対称的な白く細い指を、赤い唇に当て、唇をキュッと結ぶ。

 青みがかった黒の瞳。どこか虚ろで、なのに熱く潤んでいる。


「……あ、あ、あ」


 愛らしい仕草だと、普段なら思えたことだろう。

 縁が彼女を知らなければ、あるいは彼女が縁のことを知らなければ。

 その仕草で、彼の恐怖は限界を迎えた。

 一時、縁は理性を見失う。

 狂気が世界を覆う。


「なんだよ、なんだよ、なんだよぉ!?」


 縁は露子に背中を向け、喉が枯れるほどの悲鳴を上げて走りだす。

 だが届かない。悲鳴を聞くものは、


『何も変わりませんよ、縁様』

『縁様の穏やかな日常は変わりません。ただ』

『ただ、見てほしかったんです。あなたに尽くす私を』


 縁のスマートフォンは震え、アプリは次々にメッセージを表示するが、縁は気づかない。ただその場に居たくなくて、雑木林の中をでたらめに駆けて、なんとか駅まで行こうとして――


「ま、待って、置いていかな――キャアッ!」


 それなのに、足を止めてしまった。

 何かにぶつかる激しい音と甲高くも儚げな露子の悲鳴で、止められてしまった。

 ――あと少し走れば森を出られる。

 見慣れた道路、遠くに見える駅。細くて、苦しそうな呻き声、荒い呼吸。

 ――怪我してるのか? 手当に行くか? 必要か? 大怪我してたらどうする? 死なれたら嫌だろ?


「ああもう! 何だよ!?」


 ――ちょっと様子見て、最悪の場合は救急車を呼ぼう。そして逃げる。俺は関わる必要は無い。こんなやつに関わりたくない。

 縁はスマホをとりだした。


「……なんだよ」


 そうして、目にする。

 見てほしかったという文字。

 そうして、耳にする。

 少女のすすり泣き。

 子供の頃に泣いていた自分を、一瞬だけ思い出した。


「お前、マジ、なんなんだよ……!?」


 縁は露子に駆け寄って、うずくまる彼女を抱き起こす。

 ドロ、と軟泥のような赤黒い血液が流れて森の枯れ葉に一滴落ちた。


「……嘘だろ?」


 縁は凍りつく。大地露子は首筋から赤黒い血を流していた。

 

「大地! おい、大地さん! どこから流れてるんだ!? どこを切った!?」


 先程までの嫌悪感も、憐憫も、ほのかな同情も吹き飛んでいた。

 縁は慌てて傷を確認する。そして目にしてしまう。


「うっ……!?」


 それは無数の指だった。

 指、指、指、指、指が重なって牡丹の花を象っている。

 彼女の首の肉を引き裂いて、指同士が折り重なった牡丹の花が開いていた。

 縁の目の前で第一関節のみをせわしなく動かして、傷口を少しずつ広げていた。

 粘液の泡がぷちと爆ぜる音。

 指の花弁の中央に、青みがかった黒い瞳が浮かび、縁を確かに視認。

 目が合った。


「あ、あ、ああああ!?」


 悲鳴を上げながらも手を離せなかった。

 ――死ぬことは、死ぬことはないだろ。こんな目に遭うことは。

 認識の限界を軽く超える異常事態の中で、縁の心の底が叫ぶ。


「離せ! 離せ! 離せぇ! 大地から離れろ!」


 縁は指の花を無理やり引き剥がそうと右手を伸ばす。だが触れられない。指は蠢いて首の傷からボロボロとこぼれ落ちてすり抜ける。

 そして露子の身体からこぼれ落ちた牡丹の花の如き肉塊は、そのまま地面の中へと溶け込んで消えていった。


「おい、大丈夫か!?」


 首を覗き込むと、露子に傷の痕は無い。

 訳は分からなかったが、他に怪我が無かったか、縁は慌てて確認する。


「ご、ごめ……申し訳ございません縁様」


 縁は謝罪を聞く前に、露子の腕を手に取る。

 傷は手のひらに十字。で切り裂かれていた。


「保健室行くぞ! 足の方は大丈夫か!?」

「え、あ、あの」

「なんだ? 別に心配くらいするだろ! 感謝してるなら俺の話を他所で……」

「縁様……手が……」

「手?」


 ぽたり、紅い雫がこぼれておちた。

 露子の腕に、掌に、その十字の傷に、縁の血潮が落ちて流れていく。

 縁の手にも傷があった。が、手の甲に。


「……あの、指」


 縁は先程見た指を思い出した。

 ――あれが、手、俺の、手を。

 ――あれは、幻なんかじゃなくて。

 青ざめる縁の手を、露子が握る。


「縁様も、来てください」


 小柄な彼女の奇妙なくらい力強い言葉に、縁は頷いてしまった。

 二人は互いの怪我した部分をハンカチで止血して、歩き始める。

 露子が互いの傷をかばうようにして握ってきた手。縁にそれを振り払う余力はもう無かった。


「これ、握らなきゃ駄目か?」

「手傷は負っておりますがご安心ください。、貴方をお守りします」

「その設定もうやめない? 本当にやばいことになってるし」

「うっ……で、ですが、その」


 ――ですがって、やっぱり設定じゃん。

 縁はため息を吐いた。


「まあいいよ。今度話聞かせて。普通に、友だちとして」

「は……はい!」

「っていうかこういう変なことに詳しい知り合いとか居ない? 怪我の手当したら絶対お祓いしてもらったほうが良いよ俺たち」

「お、お任せください! そういったことについては私も勉強しておりますので!」

「頼りになるなあ。ありがとう」


 会話を重ねる内に、涙で濡れて、怯えていた露子の表情が明るくなる。縁は悪い気はしなかった。

 ――今は目をつぶっておこう。この子にも事情があるんだろうし。

 お社の前に転がったが、曇天の空を映して鈍く輝いていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

咒血~SAN値0の彼女~ 海野しぃる @hibiki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ