将来、自分はどんな記憶を残していたいかな、そんなことを考えました。

言葉にならないほど深いノスタルジアを感じました。
約2000字で表現された物語の他に、この親子には、こんなこともあったのではないか、あんなエピソードもあったのではないかと、色々に想像が広がりました。

幼い頃、どこかで見た一瞬の景色が、ビビッドな記憶となって蘇るような、そんな感覚を味わいました。

将来、自分がどんな記憶を残し、それに対して周囲の人がどんな判断を下すのか、それは自分にも分かりません。

家族も友人も知人も、この場で創作活動をなさっている多くの書き手の皆様も、どんな記憶を残して人生を送っていくのだろう、ふと、そんなことを思いました。