悪役令嬢の侍女頭は策士でございます

悪役令嬢エリザベルに侍女頭として仕えるレイという女性による一人称形式のこの作品。
お嬢様を煩わせるような問題＝わがままが発生すると使用人による緊急会議が招集されるのです。
というこの出だしで既に読者の心を鷲掴みにすること間違いなし！

なお会議に招集される使用人はレイを始め、全員が有能すぎるほど有能。
その有能さをお嬢様の望み＝わがままを叶える為だけに使います。
なんという才能の無駄遣い！だがそれがいい。

悪役令嬢物ではあるものの主役ではなく、悪役令嬢を支える側による裏方からの目線という新たな悪役令嬢物を読んでみたい方は是非、御一読を！

すごく面白かったです！！
作者様は天才ですか？？

悪役令嬢視点、これは最近よくある話かと思われますが、そこからさらに侍女視点！？
設定でまず惹かれます。

悪役令嬢が一周回っていい人ってパターンかな？と予想をして読み進めましたが…
いや、いい人なんだけど、いい子なんだけども……

思った以上に悪役令嬢ぅぅぅぅっ！！

エリザベルお嬢様のぶっ飛び具合と時折見せる優しさ、可愛らしさに心を掴まれました。

他のかわいいメイドちゃん、執事さん、庭師さん、情報屋さん、頼もしい面子に慕われる悪役令嬢様。
そしてお嬢様至上主義の裏ボス、レイ様！！！

聡明で麗しいレイ様の虜になりました╰(*´︶`*)╯…続きを読む

わがままで性格の悪いお嬢様に仕えている侍女頭が、お嬢様の希望を叶えるために策を巡らせる、というお話。

基本的に侍女頭レイの一人称でお話が進みます。丁寧な語り口が心地いいです。

あと、お嬢様がめっちゃかわいいです。
お父様からの関心がない寂しさでわがままを言ってしまうところがとても好きです。
レイにマフィンをあげたところとか、すごくかわいくてニコニコしてしまいました。

最初のストーリーの立ち上がりが遅いかなと思いましたが、（すみません）
途中から展開が面白くなるので、読みやすい文章ですし一気読みしてください。

　身分をいいことにかなり無茶苦茶なことをいう悪役令嬢がかわいく思えるくらい、主人公の侍女がしたたかだったり、むしろこっちの方が悪役なんじゃねっていう言動をするのがとても面白いです。

好み過ぎてびっくりしました！！！！
頭悪い感想ですみません！！！！

悪役令嬢、の、侍女視点。
この時点でかなり新鮮な設定ですが、主人公の言葉遣い、立ち振る舞いがとても美しく、だからと言って固過ぎない、丁度良い塩梅で物語が進行します。するする読めます、本当に。
悪役令嬢好きの方も、そういう展開に少し飽きてきた方も、是非読んでほしい作品です。
──侍女頭の鮮やかすぎる暗躍は、この物語でしか読めません。

最新話まで読ませて頂いて感じたのは、とても上品だと言う事です。文もそうですが、主人公の侍女レイさんはとてもクールで上品で、魅力的です。
レイさんが仕えるお嬢様はとても、我儘ですがレイさん視点で見ると可愛らしく思えてくるので、不思議です。作者様の魅せ方が上手なのでしょう。
主従関係が成り立っているのが素晴らしく、素敵です。

レイさんの一人称視点なので、作品全体が上品に感じ、文もスッキリとしていて分かりやすいのでとても、読みやすいです。
今後の策士なレイさんがどのように活躍していくのか、とても楽しみです。

愛を求めるがゆえのお嬢様のわがまま、それを分かっているからこそ文句の一つも言わない侍女たち。
素敵な主従関係とは正にこの事だなと、個人的に思いました。

それから、何があっても冷静な次女長が癖になり、地の文章での彼女の淡々とした説明にどこか美しさを感じます。
教養がある感じが良く、非常に読みやすい文章でした。

まだまだ序盤ということで続きが楽しみです。

他の方々にも見て欲しいということで序盤ですがレビューを書かせて頂きました。どうぞこのレビューをご覧になった方も御一読してみてください。

以前途中まで読み、先が気になると★２つつけておりましたが、今回続きを読む機会がありましたので再度見させて頂きました。

更に成長した物語、そして構成、描写が伺えました(｡_｡ (ﾟㅂﾟ )(｡_｡(ﾟㅂﾟ )

それに読みやすく引き込まれるように書かれていますので是非読むべき作品でしょう！

策略なども気になりますね。

気になる方はぜひ(^^)