第5話 既婚者には手を出すな!

★★★(水無月優子)



雄二君の妻ポジを確保して。

お義姉さんにも認めていただいて。(義妹になれてとても嬉しいです)


順調なんですけど。


まだまだ、私、やらなきゃならないことあります。


まだ、お義父様に会わせてもらえてないんですよね。

できればお義母様にもお会いしたいですけど。

雄二君の母上、将来の私のお義母様、現在精神病院に入院中ですし。

心の傷が癒える日が来るか分かりませんが、今は無理な相談ですよ。

だから、今はお義父様。


お義父様に私を紹介してもらいたいです!


「雄二君」


書店のバイト代が入ったので、一緒に服を買いに行った帰り、二人の思い出深いハンバーガー屋さんで彼に言いました。


「何?」


チュー、とストローでジンジャエールを飲みながら雄二君。


ちなみに、服は雄二君はタンクトップとノースリーブ、半袖。あとジーンズ。

私は白のワンピース、灰色のブラウスと花柄のスカート、を購入。

……どうも、雄二君は清楚系のコーディネートが好きみたいです。

私が雄二君の分を選ぶから、雄二君が私に選んで、と交換条件を出すことで、とうとうやりました。

彼の好みの一端を知ることを。

あと、髪の毛は解いた方が良い感じのような。

試してみた結果ですけど。

目の色変わったの、見逃しませんでした。


……まぁ、このワンピースはあまり三つ編み似合わない気がしますから、ちょうどいいのかもしれませんね。


できるだけ自然に切り出しました。


「雄二君のお父さんってお休みいつ?」


……ちょっと、内心、聞きづらかったりもするんですけどね。

北條家の内情、把握してますから。

私が決断する前の下調べで。



★★★(北條雄二)



「雄二君のお父さんってお休みいつ?」


優子がそんなことを言った。

……会いたいってことなのか。

そういうことだよな。


まぁ、会ってもらうのは俺も嬉しくはあるんだけど。

こんな、頼りがいあって、一緒に人生を切り開いていけそうな彼女が出来たよ!って父さんに知ってもらいたいし。


前に一回、本当はいけないことだけど、ブランデー飲みながら話したことはあったけどね。

まだ、動画、写真等は見せてないし。というか、そういうの撮って無いんだよな。


……ちょっと、いかがわしいことに使ってしまいそうで。

恥ずかしいことだけど。


「……ちょっと分からない。今度家に帰ってきたとき、聞いてみる」


現在の父さんの仕事は営業職。

休みが確定してない部署だ。

休日返上で仕事の場合あるし、夜中までお客さんに付き合うこともあるかもしれないし。

ちなみに役職は課長らしい。

……現実の辛さから逃げるために、がむしゃらに働いた結果なんだけどさ。

どうなんだろうね?

まぁ、父さん本人は「結果的に良かった」とは思ってないだろうな、ってのは予測できるけどさ。


「そうなんだ……仕事、忙しいんだね」


「というか、お客さんを相手にする仕事だから。相手の都合があるはずなんだな」


例えば来週の日曜、って言ったとして、こっちから仕事そっちのけで「空けといて」って言えないわけじゃない?

仕事優先が大人の世界のはずだし。


そう言うと、納得してくれる。

この辺、優子は理解があっていいと思う。


ここらへんでもめるという話、伝聞だけど聞いたことはあるしな。

仕事と私、どっちが大事なのー!的な。


さすが優子。ずっとエリート隊員やってきただけあって、しっかりしてるよな。

嬉しい。


「だからまぁ、ひょっとしたら後からだめになることも覚悟しといて」


「うん。それはしょうがないよね」


優子は全く不満そうな顔をしなかった。

やっぱ、最高の彼女だ。

嬉しい。



★★★(水無月優子)



よし!

会わせてもらえる算段だけは確保です!

後は予定を合わせるだけ。


それまでに私がやっておくことは、お義父様の下調べですね。

息子の嫁として申し分ない、って思ってもらえるようにしなきゃ!!


お義父様が居たから、雄二君が生まれて、こうして私の旦那様になってもらえるんですし!


何事も調査!

調査し、対策を立て、攻略する!

これです!知ることは大事なんです!



その日、帰宅した後。

自宅のパソコンを起動し、調査を開始。


ハッキングして、お義父様のことを調べます。

学校のサーバー内の緊急連絡先から、お義父様の電話番号をゲット。

そこから勤め先を特定。勤め先の会社の情報を探り、部署とその拠点住所をゲーット。


ふむふむ。

H県有数企業のK製鉄の営業課長ですか。

頑張られたんですね。まぁ、お義父様はこんな頑張り方望んでらっしゃらなかったでしょうけど。


よし。


では早速、今夜に行きましょう。

深夜に。


お義父様の勤め先にお邪魔します。

で、隠しカメラと盗聴器をちょっと、置かせてもらいますね。


不法侵入と錠前破りでUGNで私の右に出るものは居ませんし。

こんなの朝飯前です。



そして。


それから毎日、学校から帰宅後に録画を早送りと倍速で確認し、会社でのお義父様のご様子を確認させていただきました。

それを1週間ほど続けたのですが。


お義父様の働きぶりは真面目で。

部下ともトラブルになってる風には見えません。


まぁ、雄二君のお父様ですもんね。

悪い人なわけがないです。


それはいいんですけど。


気になることが、ひとつ。


お義父様の部下の一人に、気になる女が居たんです。

やたら、お義父様に馴れ馴れしい。

距離が近い。

やたら、触る。


……女の直感です。


こいつ、お義父様を狙ってます。

若い女でした。

一回り以上、お義父様より下なのではないですかね。


……ふざけやがって。

どこの雌犬でしょうか?


既婚者に手を出そうとするなんて。


すぐに調べます。

顔から、名前を特定します。


……名前は五味山土路望音子ごみやまどろぼうねこ

30才の女です。


髪の毛は少し明るい色で、赤いカチューシャのようなものをつけています。

ボブカットで、眼鏡。

純情そうな顔をしてやがるのがムカつきますね。雌犬の分際で。


スタイルは……かなりいい方ですね。

胸は……まぁ大きいでいいんじゃないですか?


そんなのが、お義父様に色目を使ってやがります。


こんな女を採用しないでください。K製鉄!


お義父様は雄二君曰く、お義母様にぞっこんで、昔はそれはもう、大切にされてたそうです。

不幸にも、邪悪な人間のせいで、お義母様は入院することになってしまいましたが、今でも頻繁にお見舞いにはいらしてるそうですし。

そんなお義父様のことです。こんな雌犬の誘惑に屈することは無いと信じてますが……


とても、見過ごせません。知ってしまったからには。


行動を起こさないと!!




「五味山さんでよろしいでしょうか?」


その日。

私は、あの女がよく昼ご飯を食べにくるイタリアンに足を運びました。

白いワンピース……雄二君と一緒に服を買いに行って、雄二君に選んでもらった一張羅です。

眼鏡はせず、コンタクトにし、髪は解いて挑みます。


……こんな女のために、この雄二君が選んでくれた服を着るのは嫌だったんですけど。

私が考える奥の手に、一番合致するのがこの服だったんです。


……許してください雄二君。

私たち一家を守るためなんです!


「誰アンタ?」


テーブル席で一人、注文したお昼を待っているんでしょうか?

パスタか何か知りませんけど。

雌犬が私を訝しげな目で見てきます。


本来は聞かれたら答えるのが礼儀ですけど。

今回は、無視しました。


「……北條雄造さんにちょっかい出すの止めていただけますか?」


「はぁ?」


「……気づいてないとでも思ってるんですか?あの人、既婚者ですよ?」


「……何でアンタにそんなことを言われなきゃなんないのよ?」


はい。やっぱり。

見当違いなら「わけわからないこと言うな」ですよね。


「認めましたね?」


「……だったら?恋愛は自由でしょ?」


開き直ってきました。そして


「だからアンタ何なの?課長の娘?」


無視です。

情報を与えると、思わぬところですっ転ぶ可能性ありますしね。


「既婚者に手を出すってどういう了見ですか?人の道に外れますし、バレたら慰謝料を請求されるんですよ?」


「昔から、他人の物が欲しくなるタチなのよ」


雌犬は、それに、と続けてきて。

脳の血管がキレそうになりました。


「……課長の奥さん、アタマの病気で入院してんでしょ?慰謝料なんて請求できるのかなぁ?」


……こいつ。

お義母様を、嘲笑いやがったんです。


許せない。


昔から、他人の物が欲しくなるタチ。

なるほど。トロフィー感覚で既婚者を誘惑してんですね。この女。


これだけでも許せないのに。

お義母様を嘲笑い、侮辱した。


……殺してやろうかと本気で思いましたが、私の奥の手は別にあり。


私は、ズイっ、と雌犬に顔を近づけて、一言言いました。


「カイシャヲヤメロ。デナケレバコロス」


目を見開き、顔から表情を消しながら。

……大変でした。この雌犬の言動でブチ切れてましたからね。内心。


そして。


こっそり、テーブルの下で魔眼を出現させ。

重力を操作し。


パアン!!


ちょっと離れたところにある電球を一個、破壊しました。

電球が割れると大きい音が鳴りますものね。


お店の人、申し訳ないです!

お詫びに今度、雄二君とデートに来ていっぱい注文しますからね!お持ち帰りする勢いで!


店中の人の視線がそこに集まった瞬間。


エフェクト『帝王の時間』を発動。

時間の流れを極端にゆっくりにして、私はその場を走って去りました。


これで、私が突然消えたように見えるはずです。



★★★(五味山土路望音子)



……何だったのかしら?あれ?


突然、長髪の白ワンピの知らない女の子がやってきて、私に「課長に手を出すな」って。

ハァ?って感じ。

何で止められなきゃいけないのよ?恋愛は自由でしょ?好きになったんだからしょうがないじゃない。

課長、よく働くし。お給料もボーナスも多いし。

そろそろ、私婚期まずいから相手探さなきゃだし。


ちょうどいいじゃない?

課長の今の奥さん、まともな状態じゃ無いんでしょ?

奥さんやれないなら私と代わればいいのよ。


これのどこに問題があるのかしら?


で、そう思ってたら「会社を辞めろ、でなければ殺す」

そんなことを言い残し、あの子は突然消えた。


……あの時の表情、普通の表情じゃ無かった。


あの子、本当に人間だったのかしら……?

突然電球が割れて、その直後に居なくなったのだ。


周囲の人に聞き回った。


誰も、あの子が出て行くところを見ていなかった……。


私は一体、誰と会話していたの……?


うすら寒いものを感じながら、午後の仕事を片付け、夕刻。

私は自宅マンションに戻った。

私の部屋は5階。

運動のため階段を普段使っているが、今日はなんだか神経がすり減った気がしたから。


なのでエレベータを使った。


籠に乗り込む。5階のボタンを押した。ドアが閉まる。

ドアはガラスで作られており、外が見えた。


籠が上昇していく。


2階に到達。

私は何も考えずに、外を見ていた。


見ていたのだが。


心臓を、摑まれた。


……ガラス扉の向こうの景色。

2階の、廊下の。

外側。

塀の外。

おおよそ、人が立てない場所に。


あのイタリアンで出会った、わけのわからない女の子が、ちょこんと顔を出して、こっちを見つめていた。無表情で。


……何で居るの!!?

しかも、そこ、外のハズじゃ!?


恐怖を覚えた。


だが。

恐怖はまだ終わらなかった。


3階。

また、あの子が居た。

同じ位置に。


4階。

また、あの子が居た。

同じ位置に。


恐ろしさのあまり、息が出来なくなった。


5階。

あの子は……居なかった。


安堵した。

文字通り、死ぬほど。


ドアが開いた瞬間、走り出し、自分の部屋に駆け込んだ。


……もし、自分の部屋にあの子が居たらどうしよう……?


不安だったが、帰らないわけにはいかない。

勇気を持って部屋に飛び込んだが、誰も居なかった。


安心した。


ホッとしたのもつかの間。


ピンポーン。


チャイムが鳴った。


「はーい」


モニタで外を確認した。


……誰も居なかった。


また、恐怖が蘇って来たが、きっと機械の異常なんだと思うことにした。

だが、すぐに。


ピンポーン。


また鳴った。

確認した。


モニタには誰も映っていない。


勇気を振り絞った。


ドアを開けてみた。


……やっぱり、誰も居なかった。


ただ、無人の廊下があるだけ。

人が隠れられるスペースも無い。


念のため、外に出てよく確認したが、やっぱり誰も居ない。


(いないよね……?)


開けっ放しにしていた背後のドアから、自室に戻った。


疲れているのかもしれない。

仕事、わりと大変だったし。


もういいや。

晩御飯は食べないで、お風呂に入って寝てしまおう。



湯船に浸かった。

暖かい。


恐怖でひび割れてきている心が、修復されていく気がする。


(あぁ……冷静に考えてみたら、あんなの、ありえないわよねぇ……きっと、何かの勘違いだったんだわ……きっとそうよ……)


人が立てない位置に、女の子が居るとか。

階層変わっても、同じところに居るとか。

誰も居ないのに、インターホンが鳴るとか。


ふっと、そんなことを考えながら浴室の扉を見る。


曇りガラスの向こうで、脱衣所で、何かが動いていた。


心臓が凍った。


「誰か居るの!?」


思わず、叫んだ。


次の瞬間。


ぺたっ


女の手が、曇りガラスに押し当てられていた。


私は、意識を手放した。



気が付くと、私は浴室で寝ていた。

どうも、恐怖のあまり失神してしまったらしい。


……よく、溺死や脱水で死ななかったものだ。


運よく、気を失った際に浴槽から出ていたからなんとかなったようだ。


ぶるっ、寒い……!

濡れた体で気を失っていたのだから当然かもしれない。


でも。

だからといってまた浸かる気にはならなかったので、私は浴室を出た。


出るとき、外に誰か居たらどうしよう……?

そう思ったが、幸い、誰も居なかった。


(……やっぱ、あれは幽霊……いや、生霊だったのかも……!?)


急速に、そういう気がしてきた。

あれは、生霊で、課長に振り向いてもらおうとしている自分を快く思わない誰かが、私を阻むために飛ばしてきている……。

そんな気がしてきた。


じゃあ、一体、誰の……?


一人しか、思い浮かばない。


課長の今の奥さんだ。

精神病院に入院しながら、夫が私に取られようとしていると察知し、邪魔しに来たのだ……!


一般に、生霊は死霊よりたちが悪いという話だ。

理屈はちょっと忘れてしまったけど。


心霊現象なんて信じてなかった。

でも、これからは違う……


霊や、呪いは実在するんだ……!!


課長の奥さんは40代くらいだと思うけど、モノが生霊だ。

ひょっとしたら、人間的に一番ピークとも言えるときの姿で出てきたのかも……


だから、私は言った。


「アナタ、もう何もできないんだから、譲りなさい!!」


「みっともないわよ!!」


かなり大声で、呼び掛けた。


返事は無かった。



ビクビク怯えながら、私はベッドに入り、布団を被った。

あれから心霊現象は収まっている。


諦めたんだろうか……?

私の呼びかけに納得して……?


怯えてはいたが。

目を閉じて、考えていると、段々思考が鈍ってきた。

眠い。うとうとしてくる。

このままなら、寝られる……


そう思えたとき。


突如、足首を掴まれ、引っ張られた。


一気に、覚醒した。


跳び起きる。

布団を跳ね上げて。


すぐ隣に、誰かいた。


あの女の子が居て、私を見下ろしていた。


「ギャアアアアアアアアア!!!!」


恥も外聞もない悲鳴が喉から出てきた。

私は寝巻のまま訳も分からず外に飛び出し……


て行こうとしたら、動けなくなった。

急に体が重くなったのだ。


か……金縛り?


「……行こう」


ベッドの上で金縛りで動けなくなってる私を見ながら、女の子は言った。

無表情で。


……どこへ?


そう思った瞬間。

部屋の空間が歪み。


穴が開いた。


穴の向こうには。


四角い、石の直方体。

それが沢山。


卒塔婆。墓石。


墓地。


こ、殺される……!!

私、この生霊に、取り殺される……!!


それが理解できた。

否応なく。


歯が、ガチガチと鳴り、震えが止まらなくなった。


「ひっ……!!」


女の子が、むんずと私の腕を掴んだ。

このまま、私はあの世に連れていかれるらしい。


逃れるには、こう言うしかなかった。


会社を辞めろ。でなければ殺す。


そう、この子は言っていた。

だったら、こう言うしかない。

助かるためには。


「辞めます!!」


「明日、K製鉄に辞表を出しますから!!」


目を閉じて、声の限りに叫んだ。


その瞬間、金縛りが解けた。

目を、恐る恐る開ける。


誰も、居なかった。



★★★(水無月優子)



いやー。

骨が折れるものですね。


バロールのエフェクトを使って、命の危険を感じるレベルでの心霊現象を演出するの。


幽霊のふりをするのに、あのワンピース、うってつけだったんですよね。

だから、しょうがないですから使いました。

穢れたような気になって、気分悪かったですけど。


あの雌犬のマンションは、決行前に調べ上げておきましたから、先回りは余裕でした。

帰宅時に、反重力で宙に浮かびながら、ワープゲートを作成するエフェクト『ディメンジョンゲート』を駆使してエレベータを追いかけていき。

帝王の時間を駆使してピンポンダッシュを繰り返し。

運よく、あの雌犬が玄関ドアを開けっぱなしにしてくれたのはラッキーでしたね。


おかげで、室内への侵入が楽に行えましたし。


後はもう、やりたい放題。

定番の入浴時のちょっかい。

就寝時のちょっかい。

帝王の時間を駆使すれば余裕です。

使い勝手がいいですねぇ。帝王の時間。


あれで落ちなきゃ、もっと日常的に付きまとって追い込んでやろうと思ったんですが、ここで落ちてくれて助かりました。

まだ結果は出てないですけど、手ごたえはあったんで大丈夫でしょう。


辞表の提出を確認後、仕上げですね。

私は、お義父様の会社のメインサーバーにアクセスしながら、今後の手順を考えます。


これが首尾よく行ったら、仕上げにH県の主要企業に、あの雌犬の悪評を流さなきゃ。

この県で働けなくするために。


この県では生活できないようにしてやらないと、バッタリ鉢合わせで問題再燃、ありえますしね。

死ねとまでは言いませんが、H県からは出て行ってもらわないと困ります。


……お?

辞表、出ましたか?


良かった。これでもう、あとは悪評を流すだけ!!

私たち一家は安泰です!


家族の安寧は私がこれからも守りますから!

任せてください!お義父様!お義母様!

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