工作員系彼女が俺の家にやってきたんだが

XX

はじめに ここの二次創作での基本設定

ダブルクロス知らない人放置で、勝手に用語を垂れ流すのもどうかなと思い。

ちょっと、基本的な(この二次創作中での)設定を書くことにしました。



ダブルクロスとは?


プレイヤーはオーヴァードと呼ばれる超人をPCとして作成し、ジャームと呼ばれる怪物や、悪のオーヴァードと世界と日常を守るために戦うTRPGです。

舞台は現実世界にかなり近いです。

ステージという概念があり、平安時代や戦時中、はたまたオンラインゲーム内、隔離都市、紛争地帯など。

キャラクター作成ルールだけ共通で、色々な設定で遊べるのも魅力のひとつ。

まぁ、私は通常ステージで遊ぶのが一番好きですけどね。



オーヴァード:レネゲイドウイルスに感染し、発症することで生まれる超人の事。常人より怪我の回復速度、回復レベルが桁外れに高く、様々な超能力(エフェクト)を使用できる。


レネゲイドウイルス:生物をオーヴァードにするウイルス。基本的にこの世界の人間はほぼ全員感染している。(発症しているかしていないかの違い)


ジャーム:オーヴァードがレネゲイドウイルスに負け、心を歪めて理性を亡くした怪物。会話できる個体も存在するが、常識が壊れているため、意思の疎通は基本的に不可能。回復手段が無いので抹殺するしかない。


シンドローム:オーヴァードの超能力の13の系統。


発症しているシンドロームがひとつの場合、ピュアブリード。

発症しているシンドロームがふたつの場合、クロスブリード。

発症しているシンドロームがみっつの場合、トライブリード。


と呼ぶ。発症数が少ないほど、そのシンドロームの最奥に近づき、発症数が多いほど浅くなる。


シンドロームについて


1)エンジェルハィロゥ

光を操るシンドローム。

レーザービームを放つ、レーザーブレードを作る、幻影を作る、姿を隠すことなどが可能。


2)バロール

重力を操るシンドローム。

魔眼といわれるものを出現させ、それに触れることでエフェクトを発動する。重力を扱うことで、時間に干渉したり、ワープゲートを作ったりできる。


3)ブラックドック

電気を操るシンドローム。

電撃を放つ以外にも、電子機器類を支配することが可能。


4)ブラム=ストーカー

血液を操るシンドローム。

血液を操って、武具を作成したり、敵の血液を奪って体力を回復したりできるが、最も特徴的なのは「従者」と呼ばれる疑似生物を血液から作成できる能力。


5)キュマイラ

肉体操作系シンドロームその1。

動物の能力を自分の身体に発現させ、獣人化するのがこのシンドロームの特徴。(仮面ライダーの怪人系と思ってください)


6)エグザイル

肉体操作系シンドロームその2。

キュマイラと違うのは、このシンドロームは自分の身体の形状を弄ることが特徴。(ひらたくいうと戸愚●兄)

腕を伸ばしたり、骨を変化させて剣のように使ったり、骨を弾丸化させて撃ち出すなどが可能。


7)ハヌマーン

速度を司るシンドローム。発症者は超高速移動が可能。音速を超える者も存在するが、その際に衝撃波が発生したり、その他超高速時に起きる不都合はほぼ起きない。

時間を操っているという説もある。その他、振動を操り、音を操作することも可能。


8)モルフェウス

物質創造のシンドローム。生物以外のあらゆる物質を素材に、生物以外のあらゆる物質を錬成できる。

錬成物と素材の間に、質量、元素等の物理法則は存在しない。


9)ノイマン

脳を異常強化するシンドローム。単純な記憶力、閃き、身体操作能力などが強化され、万能の天才になる。


10)オルクス

自分の周囲の空間を支配するシンドローム。原理は不明だが、動物を支配して自分の分身にする「ハンドリング」というエフェクトを持っている。


11)サラマンダー

熱を操るシンドローム。高熱、冷却、どちらも可能。


12)ソラリス

薬物を体内で生成し、それにより身体強化、精神支配、毒殺等が可能になるシンドローム。小説的には自白させるエフェクト「止まらずの舌」が使い勝手良い。あと洗脳能力も。


13)ウロボロス

コピーするシンドローム。他のシンドロームのエフェクトを取り込み、自分のものにする。固有能力としては、影を操る能力がある。(まぁ、コピー能力ってとこから「影が操れる」ってことなんでしょうね)



組織について


UGN

ユニバーサルガーディアンズネットワークの略称。

世界中に支部があり、オーヴァードの力の悪用の阻止、ジャームの掃討、レネゲイドウイルスの平和利用の研究を行ってる秘密組織。

ようは正義の組織と理解してください。


FH

ファルスハーツの略称。

悪の組織ですね。いつからあるのかは不明という設定。

組織としての目的は「自分が本当にやりたいと思ってること、つまり欲望の追求」で、その内容は一切不問というもの。

なので、場合によっては同じFH内で殺し合いが発生したりするらしい。

それで組織として全体を束ねられるのかと思わないでもないけど、なんとかピラミッド型の組織を作っている様子。


UGNの場合は、グループを支部と呼び、その上の大きな支部が支部を束ねて大きな組織にしていきますが、FHの場合はグループをセルと呼び、上位セルに末端セルが仕切られて~みたいな構図らしい。


頂点に「セントラルドグマ」という人物がいて、その人が仕切ってるらしい。


ギルド

ファルスハーツが狂気の入った悪の組織とするなら、こっちは現実的な悪の組織。

金儲けのためにオーヴァードの力を利用する。

純粋ビジネス目的の依頼殺人や、金銭強奪、人身売買なんかの黒幕で使いやすい組織です。



チルドレン

UGNとFHは、幼少時から特殊な教育を施し、英才教育を受けたオーヴァードの子供「チルドレン」を抱えている。

それぞれ、UGNチルドレン、FHチルドレンと呼ばれる。

彼ら彼女らは、子供でありながら将来それぞれの組織でエージェントになる運命を宿命づけられている。


なる経緯は様々で、UGNの場合はまぁ、当然「オーヴァードに覚醒した孤児」だとか「オーヴァードの親が我が子に英才教育を施すため」等、穏便なものが多いが、FHだと「オーヴァードの力で殺人、大破壊行為など重大犯罪を犯し、表の社会に居られなくなった」「誘拐してきた才能ある子供」「優秀なオーヴァードの体細胞から、クローンで作った子供」等、とんでもないものになる。

ちなみに、ギルドチルドレンは居ない様子。公式でそういうワード見た覚え無いので。



重要人物


霧谷雄吾

UGN日本支部長の男性で、ソラリスのピュアブリード。コードネームは「リヴァイアサン」

正義感溢れる優しい中年男性というのが公式設定。


都築京香

今は幼女の姿をしているが、かつては年齢不詳の美女の姿で、FHの幹部だったこともある。(今は別組織の長)

いつから居るのか不明。平安時代にすでに居たという記録があるらしい。

ノイマンのピュアブリード。コードネームは「プランナー」

何か失敗しても「では次のプランを」とか言っておくと、それも織り込み済みだったのか!となんかクレバーに見えるので使い勝手良い(おい)

FHに居たときは、日本のFHの総指揮を担っていた。


春日恭二

エリートオーヴァードを輩出する春日一族の男。

かつてはFH幹部を狙えると言われていたが、現在は失敗続きで組織に見限られつつある。

本人は焦っている。

何故か任務失敗で手酷くやられても絶対に死なない。

キュマイラ/エグザイル/ブラム=ストーカーのトライブリード。コードネームは「ディアボロス」

ちなみに私は彼をまともに扱う気はセッションでも小説でも無いので、彼が登場した時点でシリアスやる気ないのは理解して欲しいです。


……こんなところですかねー。

知っておいていただくと読みやすくなる設定って。


今後の展開によっては加筆修正するかもしれません。



キャラの紹介


北條雄二

ここの小説のUGN編の主人公。

ガタイのいい陰キャの高校生。

家族構成は父、母、姉の4人家族。

かつて兄が居たが、ゴロツキのような男に理不尽な理由で殺害された。

そのときに周囲の反応に憤り、暴れて、孤立している。

シンドロームはサラマンダーのピュアブリード。炎のエフェクトを扱うことに長けており、近接戦闘を得意としている。遠距離攻撃系(RC攻撃)はあまり得意ではない。


水無月優子

ここの小説のUGN編のヒロイン。

丸眼鏡三つ編みの美少女。胸の大きさは普通。

元UGNエリート部隊の戦闘員。不法侵入とハッキングが得意。

そのときの経験で、若干ストーカー気質。

UGNチルドレン出身。両親とは赤子の時に死別しており、天涯孤独。家族に憧れがある。(両親の死因はジャームに襲われたこと)

FHに寝返られるとマズイ人材と思われており、生涯一般サラリーマンよりは上の給料を保証されているため、究極的には周りの評判は気にしない。

色々あって、今は念願の北條雄二の恋人の地位を確保している。将来的に結婚するつもりでいる。

シンドロームはバロールのピュアブリード。彼女はバロールで出来ることはほぼ全て出来る。


河内ゆり

水無月優子の元同僚で、後輩。

同性愛者で、元々水無月優子に恋愛感情を持っていた。(告白し、断られたので現在は諦めている)

色々あって、水無月優子が仕事の失敗の責任を全て背負って田舎に左遷されたことに心を痛めていたが、左遷された先で大好きだった先輩のプロ意識が変わってしまったことにショックを受け、先輩を堕落させた恋人(北條雄二)を、顔も見たことも無いのに憎悪。

シンドロームはハヌマーン/ノイマンのクロスブリード。直接戦闘系のエフェクトはあまり得意ではなく、戦闘ではハヌマーンのエフェクトを使い、仲間に絶対に盗聴されない方法で指示を出し、連携を成立させることを得意としている。

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