概要
なにか、忘れているような気はしたんだ
ブオッと風を巻き起こす勢いで彼女はおれの横を駆け抜けていった。このクソ暑いなか、いったいなにをそんなに急いでいるんだろう。
香鳴裕人さんの自主企画 [第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ!』に参加させていただきました。
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054907727140
香鳴裕人さんの自主企画 [第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ!』に参加させていただきました。
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応援ありがとうございます。あなたの心にたくさんの福がおとずれますように!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!急上昇ワード、#サンダルでダッシュ
僕もね、おかしいと思っていたんですよ。
いつものように、カクヨムでいろんな方の作品を読んでいたんですが、
何故か皆さん、「サンダルでダッシュ」をしているんです。
おかしいですよね。しかも、7月に入ってからですよ。
この物語の中でも至る所でその現象が散見されます。
その理由、謎が解けるって話ではないですが、
その中のある一つの微笑ましい結末を見ることができます。
「サンダル」と「ダッシュ」が引き合わせてくれた出会い。
あなたも、現実で、もしくは作品を書いている中で、
サンダルでダッシュしてみたら、あるいは、
何か新しいこと、面白いことが起きるかもしれません。この物語みたいに。 - ★★★ Excellent!!!コメディの裏に隠された戦慄の恐怖。決してひとりでは読まないで下さい👡
というほどのものではありませんが。
ひとつひとつの出来事は、どこかで実際に起こってても不思議はなく、基本的には笑って読めるようなコメディ色の強い作品です。
だがしかし、これを脳内で映像化しようとすると、途端にシュールで不気味なものへと化してしまうのである。
サンダルダッシュウイルスによって汚染された街。
皆が皆、自分の意思で走っているように見えて、実はウイルスによって行動を支配されている。
このままでは、人類は滅亡してしまうに違いない。
……などという深刻なものでもなく、ただの偶然がたまたま続いた一日だったのでしょう?
おっと、いけない。お店が閉まっちゃう!
わっ! …続きを読む