あとがき

 最後まで『天恵の酒~神話世界の旅路の果てに~』にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

 長月そら葉と申します。


 この物語は、とある自主企画から始まりました。

 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054901744293

 ヘイさまという方がなさっていたものです。もう、一年は前になるのですね。


 こちらで採用して頂き、今日まで書き綴ってまいりました。


 正直、何度も書くのが遅くなったこともありました。

 並行して数作書いていることもあり、疎かになってしまったのは申し訳なかったです( 言い訳ですね)。


 しかしながら、ようやく完結までこぎつけることが出来ました。

 これもひとえに応援して下さる皆さまと、阿曽たちがいたからに他なりません!


 本当にありがとうございますm(__)m


 一旦、阿曽たちの旅は終わりです。ですが、きっと彼らはまだまだ高みを目指して強くなっていくのだと思います。

 切磋琢磨し、仲の良い仲間であり友人。それが、彼らを示す関係性です。


 書こうと思えば、くにからの侵攻などに広げることも出来るのですが……阿曽たちには修業期間に入ってもらいましょう。きっと彼ららしく、何にも負けない力を手に入れてくれるはずです。


 今まで、本当にありがとう(*^^*)

 あなたたちのお蔭で、わたしは大好きな日本神話の世界を描くことが出来ました。


 最後に、この物語のタイトルについて簡単に書いて終わろうと思います。


 タイトル『天恵の酒』は、自主企画で「須佐男が酒好き」という記述を見た時に思い立ちました。そうだ、酒をキーアイテムにしよう、と。

 そして、天(神)から授けられる酒だから、『天恵の酒』となったわけです。


 しかし、この酒をどんな風に作品に登場させるか、登場直前まで考えていました(遅いわ)。

 酒を飲むにしても、阿曽は未成年ですから飲めませんし。大蛇は見た目未成年ですが、中身は大人です(そもそも神様です)。


 考えた結果、剣に吸収させてしまおう、となったわけです。酒の力を得て、堕鬼人や人喰い鬼を斃せるようになってもらおう、と。


 最終的に、それがうまく働いてくれたように思います。


 皆さま、この物語は日本神話をベースに置いています。

 もし少しでも日本史や日本神話の世界に興味を持って頂けたなら、嬉しく思います。


 ただし、注意が一つ。


 わたしの物語はフィクションですので、授業や講義で彼らの話が出ても思い出すだけで留めておいてくださいね(笑) あまり試験では役に立たないでしょうから。


 では、筆を置きましょうか。


 もしも気に入って頂けたなら、お★さまや応援を頂けるととても嬉しいです!


 改めて、最後までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございましたm(__)m

 また別の物語で、お会い出来るのを楽しみにしております。



【おまけ】

 晨「おいっ、おれたちを最後に名前だけかよ」

 宵「まあまあ、こいつ(作者)にも考えがあったんだろう」

 晨「……たぶん、字数的にまずくなったから諦めたって言うのは本当の所だろうけどな」

 宵「あってるだろうね、それが」

 須「何だお前ら、すねてるのか?」

 晨「須佐男。別にすねてるとかじゃない。こいつの頭に朝起きて突然おれたちの会話が思い浮かんだから追記してるだけだろ」

 須「と言いつつ、何となく釈然としない顔してるぞ、二人共」

 宵「はは……。少し寂しかったのは本当だけど、おれたちの物語はこの後も続くわけだし。こいつが書きたくなったら書くかもしれないもんな」

 晨「なんたって、まだ15だしな。人生半分すら生きてない」

 阿「俺も12年だけど……ぼんやりしてる暇なんてなかったよ」

 須「なんだ、阿曽も来たのか」

 阿「温羅と大蛇が須佐男と双子を呼んで来いって」

 須「ああ、悪かったな」

 晨「おれらも?」

 阿「これから、俺たちと鍛錬するんでしょ? 待ってるんだからさ」

 宵「わかった。じゃあ、そろそろ行こうぜ」

 阿「皆さん、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。また何処かでお会い出来るのを、みんな楽しみにしています!」


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天恵の酒~神話世界の旅路の果てに~ 長月そら葉 @so25r-a

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