──これは異星の世界史である。生物の発生、文明の発展、そして戦争へ

突如として異星の神に任ぜられた石田は、さまざまな試行錯誤を繰り返しながら知的生命を誕生させようとする。
そうして生まれた「人類」は地球人類をなぞるように階級社会を作り出し、文明を発展させ、やがて戦争へ至るようになる。
前半は漫才やスラングを交えながら小気味よいテンポで知的生命を作り出していき、後半はそうして生まれた人類の織りなすドラマを神の視点で見守っていく。
壮大なスケールで紡がれた大河ドラマならぬ大河小説です。

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