吾輩は牛である。初っ端から心を掴まれます。肉牛必死かと思いましたが派手な展開を用いずとも、小さな胸一杯の読後感をもたらす作者の力量に感服です。
硬めのファンタジーが好きです。 読むのも書くのも好きですが、読むのは積読派、書くのも毎日ではなく一気に書くタイプです。 細々した設定や印象的なシーンを考えてい…
夏目漱石『吾輩は猫である』のオマージュ作品(だと思います)。 しかし、語るのは猫ではなく牛。それも闘牛でありながら、クールでちょっとキザな内面をお持ちな「ビリー・ザ・キッド」という名の雄牛です。…続きを読む
この物語には一言だけです。「最高のショートショート」ですから。
人間よりも頭が良いと主張する牛さんは、愛情だって人間よりも深いのです。 とても大きく、とても優しい目で、レンちゃんを見つめ続ける牛さん。 誰よりも深く愛し続ける牛さんは、誰よりもより深い愛…続きを読む
牛について詳しくなりました。牛視点が面白いです。牛さん、いいキャラですね。
もっと見る