初めまして。
私は、趣味で小説を書いています。が、秋山瑞人先生の存在を最近まで知らなかったのです。
イリヤの空、UFOの夏
の名作も。
「おっくれってるーーーーーー!」
はい。すみません。
現在、イリヤの空一巻を読みつつ、この文体を模倣したいと思っています。
ですが、そう簡単に彼の文章を真似できるほど甘くはありません。書いてみて分かりました。
ネットでくまなく調べて、たどり着いたのがこちらのエッセイです。
早速読む。
ん?
「素晴らしい」、の一言です。何せ、話数ごとに解析なされているのですから。
このエッセイを知ったこと、秋山瑞人先生を知ることができて、私は感無量です。
稚拙ながら、学ばせていただきます!
秋山瑞人という小説家がいます。
2003年度に『おれはミサイル』で星雲賞日本短編部門を受賞したSF・ライトノベル作家で、代表作『イリヤの空、UFOの夏』はこのカクヨムでも一部読むことができるためご存じの方もいらっしゃるでしょう。
最も文章力に優れた現役作家は誰か? と問われれば、わたしは迷いなく秋山瑞人を挙げます。それほどまでに魅力的な文章を書く作家なのです。……はいそこ、現役枠に入れていいのかとか言わない。こちとらEGFもDB2も諦めてないんだよ。
さて、そんな凄まじい文章力を誇る秋山瑞人の「文体」について分析を試みたエッセイがこちら。
キャラクター描写や情景描写、会話表現の妙など、秋山文体のどういったところが読者の心をくすぐるのか解説してくれます。
小説はある程度書けるようになったけれど、ワンランク上の描写力を身につけたい……そんなときに目を通しておきたいエッセイと言えます。