想像しやすい、落ちていくロケットと二つのボール

時間の概念、光の性質、そして重力。
どれも大半の人が「こういうものだ」となんとなく知っていても、深く理解している者は少ないだろう。

このエッセイはそこから一歩先まで踏み込ませてくれる、まさに読みやすくて分かりやすい、相対性理論の入門書である。

知的好奇心をちょっと満たしたいという人にはぴったりな作品である。