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概要
「ここは夢の中。行き場を無くした哀しい夢たちを、私はいつも診ています」
過去のある経験から本が嫌いになった高校生・柳颯一(やなぎそういち)。読書感想文の課題図書を探していた彼は、風変わりな書店『夢路堂』にたどり着き、そこに住み込みで働く少女・桜桃木眠梨(ゆすらぎねむり)と出会う。
その夜、ひょんなことから街中をふわふわと彷徨う光球を目撃した颯一。曇り、ぼやけたような暗い光を放つそれは、少女が働く書店へと向かっていた。颯一が覗き込む視線の先には、未知の光に臆することなく触れる少女の姿。そのとき、一際まばゆい光が少女と颯一を包み込み――
その夜、ひょんなことから街中をふわふわと彷徨う光球を目撃した颯一。曇り、ぼやけたような暗い光を放つそれは、少女が働く書店へと向かっていた。颯一が覗き込む視線の先には、未知の光に臆することなく触れる少女の姿。そのとき、一際まばゆい光が少女と颯一を包み込み――
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