不死身の昆虫型モンスター(転生者)と魔獣化した人類との戦い

毎度面白い小説を投稿されるロケット商会さんの新作です。

20年ほど前に転生者と呼ばれる昆虫型モンスターが世界各国に現れ、それに対抗するため人類が魔獣化、そして都市の要塞化を図りながら圧倒的な個体差を前に何とか防衛していく話です。

まだ話は序盤なので世界観や主人公の周りの人間関係は明らかになっていないことも多いですが、傭兵としてそこそこに優秀な活躍をしてきた主人公が王都から来た既存の魔獣化とは異なる力を持った学生に魔王と祭り上げられ、反撃に向けての期待が高まります。

著者の前作勇者のクズと同じように主人公のユーモアや常識からは逸脱していそうながらも筋の通った正義感などが今作も期待できそうで、そこがどのように明らかになっていくかも今後の楽しみとなる作品です。

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魔王戦線

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