概要
当たり前だった、けれどそれがセ・シ・ボン。だからあたしはそう書いた。
気がついた時から一緒のいとこ同士は、
若干温度低めの同じ毎日を繰り返していたけれど、
引き離された日に彼女は気づかされる。
ああ、こんな時間が一番大切だったのだと。
その感情になんと名付けていいものか、
やっぱりわからなかったけれど、
彼が自分の特別だっていうことだけは、確かなことなのだ。
さいとうみさき(S)さまの自主企画「これは死んだあなたに贈るラブレターです」に参加した時のものを改稿してあります。
12/28/2020 タイトル変更しました。
「これはあなたに贈るラブレター」→「セ・シ・ボン」