ネタバレになりかねないので、作品の詳細は伏せておきます。告白というのは"タイミング"が全て。むろん、相手に確認するわけにはいかず、自分で判断するよりない。それには並々ならぬ勇気が必要で、易々とできることではないけれど、そのひと言で全てが変わるかもしれない。どう変わるかは、わからないとしても。最後の一行に余韻が残る、すばらしい短編小説でした。
高校時代に仲がの良かったメンバーで同窓会。「ゆっきーのこと好きだったよ」と告白を断られた。そして、タイムスリップ。意外な展開があります。
懐かしい気持ちが蘇りました。短編なのであまり多くを語るとネタバレしそうなので、ぜひ読んでみてください。
巻き戻したい過去。誰にでもあるでしょう。そんな希望を叶えられた場合……過去と未来はどうなるのだろう?本作品は「if」とも云えるケースをドラスティックに魅せてくれるストーリーです。あの過去を変えたい。変わりたい。変われるのか?結果、青天の霹靂が読者方を待ち受けてました。ご覧いただき、衝撃のラストを目撃してください。
あの時にああしておけば…、失恋するたびにそう思った。きっとそれは僕だけではなく、この物語のタイトルに惹かれた人であれば、等しく抱いた願いだろう。ただ、こうも思う。もし過去に戻れたとして、物事が願う通りに進んだとして、はたして嬉しいのだろうか、と。時に叶い、時に破れるからこそ、恋は尊いのではないかと。そんなことを考えつつ、読み進め、結末へ。詳細は記せないが、あぁ、これがいいかも、と思った。
でも、大どんでん返しが、また素晴らしかったです!切ないけど、これが青春ですよね!!
文章読みやすくて、おもしろかったです!10年前に戻れたら素敵ですね!
あ~○○年前に戻ってやり直したい。そんなあり得ない願望を誰もが一度は抱いたことがあるでしょう。私も思ったことあるな~と思いながら読んでみて、なるほどと納得しました。過去に戻ったって上手にやり直せるとは限らない。だから過去のことはもう忘れて堂々と今を生きていいんだと勇気をもらいました。おすすめです!!
過去には戻れないはずなのに、妙にリアリティがある。そう感じるのは筆者の人生経験が下地にあるからでしょうか。面白かったです。
まさかの最後に驚きましたが、面白かったです!
まあ、そうなっても仕方ないよね、となんだか主人公に肩入れしたくなる、甘酸っぱいんじゃなく強い苦味の恋模様。がんばれ。
Twitterのフォローなど、ありがとうございます。拝読させていただきました。時間を巻き戻しても変わらないそんな切なさが、作品にありました。
過去に戻ってやり直しに挑む…よくあるパターンのお話しかと思いきや、実はとても斬新なパターン。良い意味で裏切られました。当初の目的は果たせなかった主人公ですが、読んでいるこちらは不思議と悲しい気持ちにはならず、むしろスカッとさえしました。
『昔は貴方が好きだったけど、今は別の人と付き合っている』。10年前の初恋の人に振られ失意にある主人公に降りかかる『10年前に戻るイベント』。これはチャンスだと告白してみた主人公が思い知ることになる残酷な現実には絶句しました。彼女の言葉一つ一つが鋭利なナイフのように読み手の心を抉ってきます。失恋という苦さが生々しくリアルに描かれています。それでいて、人生を後悔の無いように生きたい。そう思わせてくれる良作でした。
信号が二つあるとして一つしか見えない。二人の本当のライ。打ち付けて。想危険ゴー。赤の色。混ぜると危険な音がする。何と昼。青となり得て成らず恋のすれ違い。 タイムマシンができるなら、もしも他の呪文も? ユメが広がります。もしやもしやと進んで行くところが特筆される。
タイトルを読めばもちろん、告白の結果は? どうなったの? と気になります。成功でも失敗でも物語として成立しますし、必ずハッピーエンドでなければならないわけでもありません。でも……ああ、そんな殺生な。予想を裏切る結末に、そう言いたくなってしまいました。短編ならではの、裏切りの物語でした。
ヒロインまでタイムスリップしていたのは予想外でした、、、。王道ストーリーもいいですが、振られる側のストーリーも面白いですね