概要

これは、私と彼のことを綴った記録。諦めたくない、心。
 私は、小さい時から体が弱かった。

 あまり無理をし過ぎると、ふらっと倒れたり。最悪の場合、病院に救急車で運ばれたりもする。

 今回も、その最悪の場合だった。
 せっかく、高校生になってやりたいことができるようになったのに、みんなの役にたつ前に私は倒れてしまった。

 秋には、大会があるって言うのに……私は、自分の体が憎い……。

「……もう、私は救急車の常連さんだよ」


 そう私が病室で言うと、お見舞いに来ていた幼なじみの彼は、いつも困った顔をした。

「あまり入院ばかりしないでくれ、お見舞いを買うお金で、俺のお小遣いがなくなちまうよ」

 なら、買ってこなきゃいいのに。
 彼は、いつも私が入院する度に、「病院つまんないだろ、遊ぼうぜ?」とか言って、トラップとかボードゲームとか本とか…続きを読む
  • 完結済4
  • 5,832文字
  • 更新
  • @kuroinoraneko

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