概要
これは、私と彼のことを綴った記録。諦めたくない、心。
私は、小さい時から体が弱かった。
あまり無理をし過ぎると、ふらっと倒れたり。最悪の場合、病院に救急車で運ばれたりもする。
今回も、その最悪の場合だった。
せっかく、高校生になってやりたいことができるようになったのに、みんなの役にたつ前に私は倒れてしまった。
秋には、大会があるって言うのに……私は、自分の体が憎い……。
「……もう、私は救急車の常連さんだよ」
そう私が病室で言うと、お見舞いに来ていた幼なじみの彼は、いつも困った顔をした。
「あまり入院ばかりしないでくれ、お見舞いを買うお金で、俺のお小遣いがなくなちまうよ」
なら、買ってこなきゃいいのに。
彼は、いつも私が入院する度に、「病院つまんないだろ、遊ぼうぜ?」とか言って、トラップとかボードゲームとか本とか
あまり無理をし過ぎると、ふらっと倒れたり。最悪の場合、病院に救急車で運ばれたりもする。
今回も、その最悪の場合だった。
せっかく、高校生になってやりたいことができるようになったのに、みんなの役にたつ前に私は倒れてしまった。
秋には、大会があるって言うのに……私は、自分の体が憎い……。
「……もう、私は救急車の常連さんだよ」
そう私が病室で言うと、お見舞いに来ていた幼なじみの彼は、いつも困った顔をした。
「あまり入院ばかりしないでくれ、お見舞いを買うお金で、俺のお小遣いがなくなちまうよ」
なら、買ってこなきゃいいのに。
彼は、いつも私が入院する度に、「病院つまんないだろ、遊ぼうぜ?」とか言って、トラップとかボードゲームとか本とか
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