機械に魂は宿るのか


舞台は人類滅亡から五千年の間ずっと恒星を回り続け、完全に機械化した惑星。

そこで暮らすのは限りなく人間に近い機械として実在する感情的で心を持ったアンドロイドたち。

そこへ人類と思わしき生物が突如戻ってきた。

人類の記憶を引き継がない新種の機種たちは人類との接触によってもたらされる変化を恐れ、人類を追放せよと叫ぶ。そして旧種とも呼ぶべき人類の記憶を引き継いだアンドロイドたちとの戦いが始まる。

堅実に生きていたアレム神父は自身の共存を謳う演説と自称鉱石運搬する真面目なトラック運転手のポンコツアンドロイドに運命を曲げられて、反政府組織の長と疑われる事になる。

果たして彼の、アンドロイドたちの運命は——。

続きが気になります。


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