はじまりから終わりまで独特の静けさがありながら、まるで一本の映画を観終えたような余韻を残すSF短編小説。ここまでの世界観をこの文字数で完成させる文章力と構成力の高さは読む専門の方はもちろん、執筆に励む方にもとても参考になるのではないでしょうか。みなさまどうぞ是非ご一読を。
良いお話です。 なんだか最近、ロボット工学三原則をひねったようなAI物語が多かったようなきがします。久しぶりにホッとするお話を拝見しました。人やアンドロイドを差別するような人間に、ならないように…続きを読む
何という素晴らしい短編でしょうか!?カクヨムWeb小説短編賞2019応募作品ですが、一万字以内の限られた条件で、これだけ密度が濃く目頭が熱くなる作品が描かれるとは、たまげております!冒頭は、何…続きを読む
短編という短さの制約の中に書かれた内容以上に背景にドラマが浮かんできました。短さに対する内容のドラマは文字数以上のものが見えて、非常に感銘を受けました。
最初の舞台は小説大賞の授賞式。二幕目はこのお話の主役であるアンドロイド一花の視点へと移動します。なぜ、どうしてそこにいるのか、一花が回想するうち、徐々に状況が読者にも明らかになっていきます。こ…続きを読む
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