推理短歌集

私には無理な発想で、とても刺激的なので、続編を期待しています。

私も現代短歌をつくるのですが、推理短歌というのは？？
詠ませていただくと、お見事！こんなに面白い三十一字は見たことありません。
ユーモアあり、ネタあり、緻密な計算あり……読めば読むほど深みに嵌り、あなたは抜け出せなくなるでしょう。

時間がない、いや無くてもさくっと読んでニヤッとできる。
短い分だけどその字数に収める技法や言葉のチョイスも大事。とてもセンスがあります。

　小説の「ネタ」というのは貴重なものです。特にミステリとなると、その重要性は俄然増し、ネタ、すなわち「トリック」というものは、ひとつ一つが作者にとっては「あちこち掘り返してようやく見つけた」埋蔵金のようなものなのです。ですから、ミステリ作家という人種は「トリック」を非常に慎重に扱います。せっかく手にした、そして今度またいつ手にできるか分からない埋蔵金を、そうそう簡単に使ってしまうわけにはいかないからです。トリックひとつで小説一遍、中には「一発トリック」を膨らませに膨らませて長編に仕立てる作家も多いことでしょう。
　そこへ来て本作です。長編や短編どころの騒ぎではありません。何と「五七五七七」の…続きを読む

おそらくカクヨム内で最短で読めるミステリでしょう（世界最短って言っても良いのかも）。
この斬新な発想に脱帽です。
ミステリ好きには、ぜひオススメしたいです。
毒殺に、放火に、ダイイングメッセージと、内容もバラエティに富んでいます。

575の短文の中で、ミステリしてます。

この短い文の中にオチを作るのは至難の技でしょう。