幻想的で叙情的な物語です。美しい物語でもあるのですが、美しいだけに切なくもあります。皆さんも儚い物語を読んでみてください。読みはじめると、一気に物語の中に引きこまれますよ。
烏目は「とりめ」ではなく「からすめ」です。 作品に対する厳しい意見や批評は大歓迎です。書く勉強になりますので、ガンガン批評してください。 ⚫️受賞歴(カクヨ…
世界観も、地の文も、セリフも……幻想的で儚い、二人の少女の物語。海の音、呼吸、匂い……まるで海の底のように、深い感情に包まれます。何が現実で何が幻なのか、読者の捉え方次第で変わってくるのかも知…続きを読む
現実が港で幻想が船か。あるいはその逆か。 主人公の心境は、船出を待つ乗客のようでもあり船出を決める船長のようでもある。 丸い粒々の泡が海中を騒がす度に、出港した船はあおられ揺れる。船は海面を往…続きを読む
幻想的余韻が残る物語でした。好きという気持ち。海と水、幻のような欠片を散りばめた、ゆらゆらと揺れる物語。人の感情とは、本来はこういうものなのかもしれない。どれが偽物で、どれが本物なのか。…続きを読む
それは現実なのか、幻なのか。シーンの欠片が現れては消える物語。蒼いモザイク画のような世界に迷い混み、読者はいつの間にか求め合う二人の想いにシンクロしていく。想いに素直に生きた波来と海音。二人…続きを読む
もっと見る