目まぐるしく遷り変わる場面場面に鍵が散りばめられ、最後に一つになるために話は動いていく。二人が辿り着いた場所は、どんな幻想よりも儚く、美しく、そして切ない。また時間を置いてから、再度読みたい作品です。
双極性障害、発達障害と付き合いながら日々精進しています。書いている作品は短編主体ですが長編もいくつか書いています。心温まる作品を書きたいです。 作品によっては…
テトラポットの傍に居たと思ったら、海の底に居たりして、そうかと思えばまた……。彼女が見ているこれは夢か? 幻か? 現実はどこだ?その問いに、麦藁帽子の女の子が答える。『これは夢かもしれないし…続きを読む
幻想的余韻が残る物語でした。好きという気持ち。海と水、幻のような欠片を散りばめた、ゆらゆらと揺れる物語。人の感情とは、本来はこういうものなのかもしれない。どれが偽物で、どれが本物なのか。…続きを読む
それは現実なのか、幻なのか。シーンの欠片が現れては消える物語。蒼いモザイク画のような世界に迷い混み、読者はいつの間にか求め合う二人の想いにシンクロしていく。想いに素直に生きた波来と海音。二人…続きを読む
幻想的で叙情的な物語です。美しい物語でもあるのですが、美しいだけに切なくもあります。皆さんも儚い物語を読んでみてください。読みはじめると、一気に物語の中に引きこまれますよ。
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