柴村きりんと申します。 どうぞよろしくお願いいたします。
タイトルからも、にじみ出ているんです。現実にはヒーローがやってこないって。理不尽な社会で、やるせない思いを抱えながら生きていくしかないんだって。そんなこと、誰もが分かっているんです。苦痛を味わい…続きを読む
地球を救うため、犠牲になった高橋さん。犠牲とは未来を捨てることで、目的を果たすことである。その覚悟を持つことの難しさと葛藤が伝わる作品だった。
世界の危機からみんなを守るための『適合者』。それはたしかに、ヒーローの定義に該当するのかもしれない。しかし自らヒーローたらんと願い、そうなりたいと思う人はどれほどだろう。事実を知る『僕』は、ヒ…続きを読む
突如として現れた黒い「空の裂け目」。その裂け目が広がって臨界点に達すれば、世界は終わってしまうのだという。そしてその裂け目からは、絶えず有害物質が降り注ぎ、空気中を舞っている。そのため、外出時には…続きを読む
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