話の暫定進行表(前半)

※暫定の物ですので、ここから加筆調整が入ります。

###前半


1.出来事の渦中に放り込む(最初から全体の1%まで)

マルスが帝国軍の兵士に追われているシーンから始まる。そして、ある場面で帝国の幹部が攻撃を指示した所でマルスの姿が透明化し始め、遂には姿を消した。


その後、主人公のマルスが草加市に姿を見せた事から全てが始まる。

彼は若干の記憶障害があり、全ての記憶を覚えている訳ではない。



草加市上空に見えた浮遊大陸、それが本来の自分がいるべき場所と分かるのだが、飛行魔法等は存在しないので行けないと分かったと同時に錯乱。


2.気づかれずテーマとメッセージを提示(5%、または小説全体の最初の10%以内)

それからしばらくして、近くのARゲーム休憩エリアで休んでいた所を、ヒロインの舞風に発見、そこで拾われる。


舞風に会う少し前、謎の騎士が出現。彼はマルスにアガートラームと呼ばれる武器を渡す。

(休んでいたタイミングで渡した訳ではなく、錯乱していたタイミングで渡していた)


その後、様々な話を舞風とあるプロデューサーから流し聞きするが、現実を受け入れられない状態は続く。


遂には謎の騎士の「七つの鍵を集めよ」という言葉に導かれるように、現実世界に現れた謎の存在と戦う。


話の流れは舞風との遭遇→マルスがアガートラームを受け取るの順で進む。


3.設定を開示する(1~10%)

数日後、マルスは状況を理解し始め――舞風に言われるがまま、草加市にあるゲームメーカーを訪ねる。

そこは大手ゲームメーカーの一つで、草加市に現れた七つの浮遊大陸にも関心を持ったメーカーだった。

(舞風がメールを送り、反応があったメーカーに話を聞こうとしていた流れ)


そして、姿を見せたプロデューサーはマルスを見て興味を持ち始める。その流れで、舞風はマルスのバーチャルアイドル化を持ちかけた。

プロデューサーも疑心暗鬼にはなりつつも、七つの大陸が確かに自社のゲーム作品に出てくる大陸だと思っており、SNS炎上勢力の大規模な嫌がらせとも考えていたのである。

しかし、それは嫌がらせではないと舞風は切りだし、遂にはマルスが本物のマルスであるとも言及した。

(ただし、舞風の発言は一部でブラフ込み。あくまでもバーチャルアイドル化計画を検討して欲しいという意味合いがある)


この日はプロデューサーも「考えさせてほしい」と態度保留。2人は、メーカーを後にした。


4.打破(10%)

そして、帰り道の2人の前に突如として等身大ヒーローが姿を見せる。周囲のフィールドにも変化が現れたので、舞風はこれをARゲームと考えた。

(草加市内がARゲームフィールドとして機能している為)


そのヒーローはレッドカイザーと名乗るのだが、舞風は即座に把握できない。マルスも聞いた事のない名前と言う事で敵だと思いこむ。

そして、自分の正義とレッドカイザーの正義で異なる事で一触即発になって戦闘となる。

戦闘の最中、マルスはレッドカイザーから『蒼流の騎士』の名前を聞く。最初はピンとこなかったが、彼の行った事を聞き覚えがあると感じ始めた。

最終的にはマルスがスキルの差でレッドカイザーに勝利、レッドカイザーの方は『覚えてろ!』と言う訳でもなく、姿を消してしまった。


この現象に関して、マルスは何か違和感を覚える一方、舞風は「ゲーム的な仕様」と説明をする。


5.逡巡(10~20%)

レッドカイザーとの交戦から数分後、舞風のガジェットに謎のメールが届く。そして、そこに姿を見せたのは何とレッドカイザーだった。

実は実体化できる時間に制限があり、その制限で消滅したのだと言う。後にマルスと戦って、彼の正義に偽りはないと和解して仲間になる。


それから舞風はレッドカイザーと似たようなWEB小説作品を探し始め、いくつかの目星を付ける。

(これがのちに色々な伏線回収に繋がる)


その一方で、蒼流の騎士がマルスの動きを見て自分に不利な状況へ持っていこうとしていると考える。

(レッドカイザーとの交戦は動画経由で確認しており、そこから何かを察していた)


それとは別に、草加市内で巨大ロボット目撃情報がSNS経由で拡散、舞風はガセと思うのだが――。

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