この解釈で正しいのか?

 最初、読んだ時には、内容がよくわからなかった。何度か読み返して、なんとなくわかってきて、ようやくこれだろうという解釈に思い至った。

 だが、正直、それが正しいのかどうかわからない。何か、作者の罠にはまっているような気がしてならない。実はねらいは別のところになって、こちらはとんでもない勘違いをさせられているのではないか。そんなふうに思えてくる。

 非表示の先にあるのは何か。
 正義の刃はどこに向くべきなのか。いや、そもそも、そんなものが存在しているのか。

 ぜひ読んでいただき、自分なりの解釈を見出して欲しい。
 つきつけるテーマは重く、それでいて興味深い。

 

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