ミリタリーとストーリーが両立する希少な作品
- ★★★ Excellent!!!
第一前提として、ミリタリー小説はストーリー性が薄いものが多い傾向にあります。
兵器の性能を描写する為に、取ってつけたようなストーリーなど……当然、これはこれで良い作品でもあったりするのですが。
逆に、読者を惹きつけるためだけに、無理やり取ってつけたような兵器描写も同様に。
しかし、この作品は両立しています。
想いを届ける郵便屋としてのストーリー。
そして、繊細な戦闘機描写。
間違いなく、面白い作品です。