タイトルに偽り無し!

2021年1月12日。
最新話193話まで読了時点での感想。

 見覚えの無い異世界へと召喚された主人公のタツオは、そこであらゆる者達から命を狙われる。

 何故自分が狙われるのか。
 狙う相手は何者なのか。

 全てがわからないまま追ってくる相手を殺し、抗い、逃げ、戦う。

 この物語は、かなり容赦の無いバトルファンタジーです。
 主人公のタツオは追われる身であり、基本的に手加減できるような状況にありません。
 また、相手も相手で本気で容赦の無い手段を行使してくるため、結果として登場人物達がかなり躊躇無く死んでいきます。
「まあ話の展開的に、キャラ的にこのキャラは〜〜」とかありません。
 余裕で死にます。
 最新話時点で生きてる重要人物も、いつその命を華と散らすかわかったもんじゃありません。

 物語の舞台背景である世界設定についても面白いギミックが練り込まれており、読み進める内にタイトルの意味もわかる事でしょう。

「ヌルい話はもう飽きた」という、ハードな物語をお探しの方には特にお勧めの物語となっています。
 気になる方は、是非ご一読を!

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