2話 淫魔跋扈
5樹 フードコートで正義お姉さんがショタを襲う(前)
「きゃああん…なんなのよぉこれぇ?綾子はおかしくなりそう…アアン!」
一体何が正義なのだろうか?
頭に何か快楽の根が刺さると赤髪の少女の女体はビクンとしなやかにうねった。
女子高生にしては特大な胸の膨らみが…
たゆんっ!
と音を立ててついつい乳揺れしてしまう。
そんな密室ではズタズタに服を破かれたショタん子が放心状態で虚ろな視線を宙になげかけてた。
そんなご遺体スタイルの傍には【因果応報】と俳句まがいの張り紙が施されておるが明らかに加虐者の身勝手な意思である事が明白であった。
じわじわと魔性なる本能に忠実になるのが自分でもぼんやりと理解できていた。
「ゆ、許して、な何でもするから…」
「さあお姉さんともう一度」
ん?今何でもするって言ったよね?ウフフ…
とこのクズ女はよりショタに加虐を加える。
「い、いやだおお!」
「嘘おっしゃい!君て年上の女が好きなんでしょ?と綾子はもう一発を希望しちゃうぞ!」
そして歓喜とも悲鳴とも言えないショタの叫びが断末魔っぽく密室に鳴り響いた。
何度も…
何度も…
とそんな惨劇の数分前である。
「ふぅ……」
サキュバスの儀式により得られたこの女性としての魔性の肉体。
感度が良好すぎて、あと視覚的にももうたまらん欲求に襲われるのだ。
下手に乳揺れすると胸をもみほぐしたくなる発作に襲われてしまう!
男!おとこぉおお!
この状態で男としたらどんなに気持ちいいだろうか?
ドロドロに泥やヘドロのような感情はまさしく金!暴力!アレ!のように醜い女の欲望でしかなかった。
「我が肉体ながら、すごいですわこれ…と綾子は慣れる事を知りません…」
ゆっくりとみずから乳房を両手ですくうと下腹部の淫魔の刻印も鈍く光だす。
興奮してるんだ…
と水妖の属性の少女はふと人ごとのように思った。
いいよね?ちょっとだけ男を相手にしても…
この前は女子寮でソフト百合をしてしまった。あまり百合すると女の子に変身できなくなる。かと言って男ばかり相手にするとどんどん呪いが強化されて男に戻れなくなる。
この淫魔の呪いを受けし者は男に戻るか?それとも完全な女に成り果てるか?わからないままであった。
それは淫魔の呪いでもある。
女淫魔は若い男性を好んで襲いそれら新鮮な精気を糧としている。
「ハアハア…ちょとやばいかもな綾子です」
女の子に変身している時は水筒に入ったお湯を常備していつでも男に戻れる状態にしている。
女にされたあの晩の淫すぎる甘い甘い儀式…
人間の女では足元に及ばないあの、サキュバスとのプレイを妄想しただけでも水妖の刻印が不気味に輝いて魔力を発してしまう。
「あふ、すごい気持ちいい…もうちょっとだけですよ、亜弥…」
早く男に戻りたいと心の奥底で叫ぶ男性人格を抑えこの淫魔の尖兵は女になった興奮を楽しんでいた。
淫魔より与えられためくるめくる快感の果てににより誕生した
彼女ら夜魔と交われば男は人間の女では満足できなくなり、女は彼女らと同じ淫魔へと化ける。
刻印の命令をうけるとどんどん記憶も曖昧になっている。
そう、夢か幻か?
男の姿の
「あら、また来たのかしら?」
夢と現実の狭間にそのサキュバスのTSサロンはあった。
「さあ、集めた精気をよこしなさい…」
彼女が妖艶に笑むだけでも下僕になった彼は過度の興奮状態に陥り魔術無しでも記憶が白濁になっていく。
そしてそんな快楽の悪魔はゆっくりと自身のレオタードを脱ぎ捨てるとベッドで悶える獲物の精気を啜りだした!
「や、やめろお!」
甘ったるいキスから大量の淫魔のエキスで脳までいっぱいに染み渡る。さすれば既に埋め込まれた淫魔因子が暴れ出し早く女になりたいと疼きまくるのだ!
「ウフフなら何故に君はアタクシの所に通うのですか?」
サキュバス清香または凶香とも名乗る無数の名を持つ淫魔の姫はゆっくりと魔力の籠った瞳でより拷問を加える。
その強烈な一撃は一発で彼を女の綾子の姿に変えてしまった!
「にゃおおっ!水をかぶってないのに?ひぎいいい、む、胸はやめてぇええええ!うわあああ吸うなぁあああ!しゃぶるなあああああ!」
そんな事を回想しただけで…
「アアン、くうせい、よ、欲が止まりませんっ!」
ブラの先端がツンツンに尖り狂い全身にゾクゾクとピンクの電流が走ってしまう。
淫魔には劣るも、微量だがサキュバス因子が埋め込まれた肉体は大人の女性並のスタイルの良さを発揮している。
「あううっ!」
ショタを襲いたい!
ショタを襲いたい!
ショタを襲いたい!
ズタズタにしたい!
夢魔の国の接続がより強くなると、愛に穢れた獣は唸り声を発しより本能に忠実になっていった!
これは根からの意思か本人の元々の願望か?
もう本人ですらわからなくなってきていた。
淫魔細胞がグツグツ煮えたぎると、そんな欲望の美少女の目の前に飲食店のフードコートが目に入った。
「オナハウスかしらと皮に、笑に、あれ?あ、あと綾子はニヤリとします」
それは夜刀浦渋谷の
なぜ笑ったのか?
それは
それは中等部に入りたての絵に描いたショタん子であった。いや正確にはエロ本をハアハア言いながら買った少年である。
「ウフフ…」
しかも難しい
これは痛い…
イタイ…
そんな惨事に思わず亜弥という男子高校生の記憶を共有している彼女は笑わずにはいられない。しかもそのエロ本の内容物はお姉さんモノの劇エロである。
お姉さん的な女子高生やらショタ好きな女教師やらの極端な趣向の年上女性エロをレズ特有の千里眼で確認する震えが止まらなくなった
「なら襲ってもいいのよね、合意を得たのよねウフフと綾子は笑いが止まりません」
なんとこのクズ男いいや既にクズ女はよからぬ妄想を覚えエロの表紙と同じような巨乳美少女のようにゲスに笑っていた。
「これって愛なのよね?…」
カチッ!
突然の快楽の電流スイッチにこの巨乳美少女は思わず指を噛んで耐える。
カチッ!
「ま、また!?アアン愛が止まりませんと綾子は皮に訴えます!」
何かリモコンのスイッチのようなモノが水泳部主将のJKの脳に根のごとく流れたのであった!
カチッ!
「あっ!?三度もぉお!アン!」
それは根流しめいて支配の根が広がる!誰かが電波を流している妄想に支配されるも直ぐに快楽で意思が塗りつぶされる!
カチッ!
「アン!脳みそ溶けりゅりゅっー!」
もうこの女は止まらない!
カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアン!」カチッ!「アアンーーーー!」
女いいやそれは既に野獣と化していた!
ショタん子早く逃げてーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
□夜刀浦渋谷の名所案内
サキュバス姫のTSサロン
夜刀浦渋谷に噂される学園都市伝説。
サキュバス凶香なる淫魔の姫が支配している危険な領域であり自身も有栖種という新種のサキュバス。
淫魔のお姫さまでありそんな淫魔姫としての膨大な魔力で交わった少年をなんとおっぱい美少女に大変身させてしまう。
というTSネタ。それはとある少年の同人誌たる【白昼淫夢】にも出ている。
「…てこの設定まだ生きていたの?と綾子は皮にも劣る目でこの物語の結末が不安でしかたありません」
カチッ!
「アアン!」
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