ナイスガイな宰相の奮闘記

カクヨムの星と作品の出来はあまり相関関係がない。星が少ない作品でも面白い作品は無限にあるし、とんでもない星の数が付いている作品でも凡庸な作品はいくらでもある。

しかし、星が100を超える作品に共通して言えることは、「読んでいて苦にならない」ことだと思う。

構成や登場人物の紹介など、読む事がストレスに感じないような工夫が随所にあふれている。少しお色気が混じるのも、読者を引き離さないためのいいアクセントになる。

ストーリーも面白い。
主人公が唯一生き残る道が「自分に惚れた聖女を利用すること」というある種ドライな関係性。単にハーレムじゃない所も斬新だ。

創作を嗜む者として、学ぶべきことは多かったように思う。


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