屋上で駄弁るだけ。それが世界の全て

何を書いてもネタバレになりそうですが、オススメさせてください。

お昼休みの屋上でひとり、つまらなさそうに寝ころぶ【主人公】白川徹。トオル君。

日常の中で、ある日彼の元に、【ヒロイン】を名乗る藤倉巴が現れます。

彼女は何を思い、何を期待し、何を感じて【そんな】ことを言いだしたのか。

物語としての完成度が高いです。キャラクターに共感ができます。
そして、同時に「どんでん返し」にも当たります。不意打ちです。

読後、ノスタルジックな気分が半分。やってやるぜというポジティブな気持ちが半分。

彼、これが忘れられない日々になるでしょうね。
これがセカイ系かと感動しました。

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