夢見里 龍 -ゆめみし りゅう- と申します。 美しいものと暗い物語が好きです。その闇の根底にある、僅かな幸福や細やかな光に惹かれます。物語を読み、物語を書く…
日常に溶け込む怪異に慣れてしまってはいけない。きっと理由があって、それは生きる私たちの想像を超えている。その本当の理由に気づいたときには、もう遅いのだ。
不気味、不条理。ひたすらそんな言葉が思い浮かぶお話でした。
恐怖の種類は数あれど、疚しさを突かれる恐怖は段違いに怖いと思いました。よかったです。
触らぬ神に祟りなしだと思いたいのにそれすら本当なのか不安になる。行動原理がねじれの位置にあるかのような理解し得ぬ不条理、とても怖くて好きです。
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