心に突き刺さるナイフ ★★★ Excellent!!! あいる 暗い 悲しい 寂しい 読んでると辛くなる… なのに共感出来る自分がいるのです。 自分の心の片隅にきっとナイフをもってるからなのだと思います。 素晴らしい詩集です。
★★★ Excellent!!! 汚れた振りをした、汚れ無き者の断末魔 碧木 愁 何度も繰り返す言葉の裏側に、私は言葉とは違ったものを見て取りました。 「いなくなれ」と、「ざまあみろ」 まるで、「本当の自分をもっと見てくれ」、「こんなに汚れた言葉を吐ける自分を誰か愛してくれ… 続きを読む レビューいいね! 6 2019年8月22日 02:49
★★★ Excellent!!! 迸る熱量、生々しい感情。 マフユフミ この詩集の主人公には、カッコ悪い自分に絶望しながら、その絶望さえも血や肉に変えてしまうようなカッコ良さがある。 痛みも苦しみも、時には怒りや自身の活力に変え、ただ生きる。 その熱量から目を離せるはず… 続きを読む レビューいいね! 6 2019年10月12日 17:46
★★★ Excellent!!! 生身の心をむき出しにしている 名都 蒼 心の中のものを全部むき出しにして表現している。 事象や環境は放り出して、何を感じたか、ただその一点だけを 鋭く取り上げているので 登場人物の感覚がリアルに伝わってくる。 そのリアルさが心地よい。 残… 続きを読む レビューいいね! 6 2019年11月21日 11:36
★★★ Excellent!!! 行き場のない思いを切り裂く 宵澤ひいな 言葉の選択と配置、空白の使い方。 すべてが相俟って、心の深いところに落ちて、いく。 尖っているようで、その実、癒しをもたらす詩。 澱みの溜まった心にナイフを突き立てて、 腐らないよう、その血で洗… 続きを読む レビューいいね! 7 2019年12月6日 20:00