暗い悲しい寂しい読んでると辛くなる…なのに共感出来る自分がいるのです。自分の心の片隅にきっとナイフをもってるからなのだと思います。素晴らしい詩集です。
初投稿は2019年5月24日です。 昨年の9月の終わりに肺がんが発覚😢 入退院を繰り返しておりますが元気に頑張ってます。 ちなみに今、現在は今年12回目の入院…
人は怒ると、普通、言葉が乱れます。怒気にあふれた声や言葉には、近寄りがたいものがあるし、あまり見栄えがいいとはいえない。怒りが憎悪にまで高まると、言葉はなおさら醜くなることが多いでしょう。だから、怒…続きを読む
研いだばかりの鋭く光る刃で、あるいはすでに血に濡れた錆びた刃で、言葉を切り刻む。心を切り刻む。血しぶきをあげたまま凍結させた言葉たちは鮮やかな赤色で残り続ける。己のエゴイズムをひた隠しにして真…続きを読む
心の中のものを全部むき出しにして表現している。事象や環境は放り出して、何を感じたか、ただその一点だけを鋭く取り上げているので登場人物の感覚がリアルに伝わってくる。そのリアルさが心地よい。残…続きを読む
この詩集の主人公には、カッコ悪い自分に絶望しながら、その絶望さえも血や肉に変えてしまうようなカッコ良さがある。痛みも苦しみも、時には怒りや自身の活力に変え、ただ生きる。その熱量から目を離せるはず…続きを読む
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