迸る熱量、生々しい感情。

この詩集の主人公には、カッコ悪い自分に絶望しながら、その絶望さえも血や肉に変えてしまうようなカッコ良さがある。
痛みも苦しみも、時には怒りや自身の活力に変え、ただ生きる。
その熱量から目を離せるはずがないのだ。

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