ひとでなかったのは、誰なのか。

Twitterでお見かけしてうかがいました。タイトルが非常に印象的ですね。相反する要素ふたつを組み合わせた感じで、とても良いです。しかも歩きにくそうなドレス姿……というところで、「なんのために?」という興味もわきました。最初の娘の話で「ああ、そういうことか」と思わせてから実は違った(反対だった)、という仕掛けが面白いですね。どちらにしても雰囲気がよく、文章も読みやすくまとまっていました。
大きなどんでん返しはないので短編としての評価は分かれるかもしれませんが、個人的にはとても好きな作品でした。これからも頑張ってください。

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棺桶少女

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