棺桶少女

作者 海月大和

67

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★★★ Excellent!!!

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと)
あらすじでは予想はつかないが、
誰の棺桶なのか? 何故、引きずっているのか? どこへ行くのか?
謎が多そうである。気になるのは”行く先々で出会う人々は少女に何を残すのか。”の部分。救われるのは棺桶を引きずっている少女ではなく、周りなのかもしれない。

2 物語は(どのように始まっていくのか?)
車輪のついた棺桶を引きずって歩いているところから始まっていく。当然のことながら、少女には不釣り合いな荷物(?)である。人目を惹くのだろう、好奇心丸出しのような露店の人物に話しかけられる。棺桶なのだから、当然人が入っているかこれから使用することになるか、どちらかだとは思うが人間とは好奇心からなかなか逃れられないもの。中身が気になるのは、登場人物だけでなく読者も同じだと思われる。果たして、中身は?

3 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。
・少しづつ明かされていくのが主人公の過去なのか? それとも事実ではないのか判別し辛く、ミステリアスである。
・初めは淡々と進んでいくように感じるが、目的地に着くまでの間に色んな出来事があり、そこには優しい人もいれば親切な人、悪人などもいる。
・ラストがどうなるのか凄く気になる物語。
・山場からラストへの繋がり(流れ)が素敵である。

4 作品の感想
初めはどうなるのか全く予想がつかないが、ちょっとずつ秘密が明かされていく。ただその話が本当なのか作り話なのか分からない部分もあり、ラストに分かっていく。構成がとても巧いなと感じた。特に騎士からラストにかけては、ロマンチックですらある。こうだと明確にしているわけではないのに、謎がちゃんと明かされていくというのはとても面白いと感じた。

5 物語のその先を想像して
この物語はとても想像力を掻き立てる。その材料は物語のあちこち… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

少女は棺桶を引っ張りながら歩きます。
コロコロと車輪が着いた棺桶です。

棺桶の中はなんでしょう?
あるときはとても恐ろしいもの。
あるときはとても楽しいもの。

なぜ少女は棺桶をひくのでしょう。
引き終わった先には何があるのでしょう。
引いている最中に出会った人とどうすればいいのでしょう。

コロコロと少女は棺桶を引っ張ります。

★★ Very Good!!

Twitterでお見かけしてうかがいました。タイトルが非常に印象的ですね。相反する要素ふたつを組み合わせた感じで、とても良いです。しかも歩きにくそうなドレス姿……というところで、「なんのために?」という興味もわきました。最初の娘の話で「ああ、そういうことか」と思わせてから実は違った(反対だった)、という仕掛けが面白いですね。どちらにしても雰囲気がよく、文章も読みやすくまとまっていました。
大きなどんでん返しはないので短編としての評価は分かれるかもしれませんが、個人的にはとても好きな作品でした。これからも頑張ってください。

★★★ Excellent!!!

棺桶を引いて1人で旅をする少女。

彼女は旅の中で色んな人達と交流を深めていく。

そして、彼女は目的の地へたどり着く。


この話のポイントは旅で色んな人達と出会いながら、読者に棺桶の中身は何なのか? 彼女の目的は何か? と色々と展開を楽しませる所だと思います!

是非、ご覧下さい!