愛を知らない青年と不死の魔女

　企画用。
　崩れそうなビルの屋上で自殺をしようとしたところ、藤色の目を持つ女が助けに入り、逆に転落死する。ところが彼女はアスファルトの上で再生し、元に戻る。なんと、女の正体は不死の呪いをかけられた魔女だった。青年は愛を知らず生きる理由もない。けれども人ならざるものである魔女にとっては都合がよく、彼を必要としていた。目下、死の呪いを解くためのクリスタルを求めている。彼女は浄化のアイテムを探す旅に相手を誘う。青年は渋々提案を受け入れ、二人は旅立つことになった。

　魔女は不死身だった。いかなることが起きてもその肉体が滅ぶことはない。
　困っている人を放っておけない優しさを持った彼女と、愛情を知らない青年――二人が出会ったとき、物語は始まる
　彼女の優しさと彼の冷たい心が交差する時、運命の物語が始まる。