もしもラーメンが禁止されたなら

という一点突破の設定で紡がれた物語は、VRラーメンやラーメン旅行ツアーなど、作者しか作れない世界がいきいきと描かれています。
そんな世界で生まれた、
「ドンブリはベンチに置いていけ。二手にわかれて走った方がいい」
「ラーメンのために」
といった名言の数々には、常時くすくすさせられ、読む手が止まりませんでした。

たぶん読まれた方はこう思うでしょう。
あーあ、ラーメン食べたい、と。

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