家族になった日

作者 にのまえ あきら

80

28人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

 物語の素晴らしさもそうなのですが、読者の想像力を信じて描かれた作品だと想います。

 言葉にできない、言い表せない想いが詰まっていて、短いけれど、キャラクターの感情や人間性や奥深さを感じさせる、そんな小話です。

 誠実で、正直で、寡黙で、純粋で、強かで、けれど不器用で、だからこそ歯痒くて、届きそうで届かない。そんな形が、想いが、それでも最後にしっかり花を咲かせる、そんなカタルシス。

 あなたも味わってみませんか?

★★★ Excellent!!!

相手を、その関係性を大切に想えば想うほど、素手で触れることに臆病になって、曖昧なまま仕舞い込む。
肝心なことは言葉にせずに、気の利いたユーモアで溶かして、柔い部分はそのままに。

ーーでも、最後は確かめずにいられない。

そんな、誰しもが心当たりのある繊細な温度感が、ほんとうの優しさが、一万字に満ちています。
これから小説家になる主人公と、有名イラストレーターの姉と、作曲家の友だち。3人の女の子たちが踏み出す新たな一歩目を、皆さんも是非見守ってあげてほしいです。

★★★ Excellent!!!

賞を受賞したばかりの小説家の女の子と、名の知れたイラストレーターである義理のお姉ちゃんのお話。
少々のすれ違いがあれど、とても幸せなものを見せていただきまして。
気づけば、笑顔になれました。あまりに語彙力が足りなくなるくらいに。
そのくらい、オススメできます。

★★★ Excellent!!!

姉妹百合最高!!でした。本当に二人が可愛くて。ただ、この作品の素晴らしさはこの一言には収まりません。思春期独特の不安、葛藤、関係性。そういったものを丁寧かつ繊細に描いている点もこの作品の魅力です。この作品には言葉では表せない複雑な蔦のような感情を生み出す力があります。
是非皆さまご一読ください。