概要
人魚は泡と消えず。その指先で歌を聴く。
歌うために二本の足を得た、人魚族の少女。
自慢の歌声に振り向きもしない女性を追って、憧れの大劇場へと足を踏み入れる。
しかし、そこで大劇場の怪人の手によって捕らえられてしまった。
そして少女は、禁じられた『呪歌』を歌い上げてしまい……。
少女は、求め続ける『歌』に触れる事ができるのか。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
怪人に勧められても、未成年者は飲酒を断りましょう。
自慢の歌声に振り向きもしない女性を追って、憧れの大劇場へと足を踏み入れる。
しかし、そこで大劇場の怪人の手によって捕らえられてしまった。
そして少女は、禁じられた『呪歌』を歌い上げてしまい……。
少女は、求め続ける『歌』に触れる事ができるのか。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
怪人に勧められても、未成年者は飲酒を断りましょう。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!人魚姫が振り向かせたいのは。
人魚姫+オペラ座の怪人。
これは人魚姫の話だ。
足を手に入れた代わりに、歌以外の言葉を失ってしまった人魚姫。
しかし彼女が振り向かせようとするのは王子ではなく、人々を魅了する歌にまったく振り向こうとしないある女性なのだが。
一応分類はホラーになっているものの、あまり怖くないので安心してほしい。
主題は人魚姫のほうなのだが、怪人の設定が割とそのままなので、そこは好みが分かれそう。どうしてもオペラ座の怪人の世界に人魚姫を混ぜたらどうなるかみたいなところがある。まあ単に私が怪人が好きなだけだけども……。
とまあのっけから微妙なところをあげてしまったが、情景や音楽を言葉として伝える力はとてもす…続きを読む