なんとなく惜しいと思ってしまうのは……

※ネタバレします


人生ヤケになった人間が、命で「ひと時の安らぎ」を買う、というお話なのですが……


安らぎの代償は命で払うには重すぎた、という話なんだけど……


このお話、そもそも彼が「生きててもいいな」っていう理由自体が「安らぎを与えてくれるもの=対象」なんですよ。

だから、これは、生きていたままではグズグズ腐ってしまうだろう主人公が、仮初めの希望を見つける物語なのですが、果たして「その希望さえ見つからない余生って幸せなのだろうか?」という疑問を(何故かワタシは)感じてしまいます。

うまいレビューが思いつかないのだけど……。

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