第4話【鳩胸のキュウコさん】


 口を大きく開け唖然とする表情が余程可笑しかったのか、種好さんは口元を手で覆いながら「クルックー♪」と笑うとこう言った。


『やだっ……君どうしたの?まるで――』


 ※正にそうである。


 というか、正しくは『鳩に機関銃ガトリングを食らった顔』である。


 左の外側を見れば【猫】に【鳩】それから【犬】、おっと【狐】もいるぞ。


 何やら動物の国ではないか?と一瞬だけ錯覚したが、現実はそう上手くは行かないみたいだった。


 驚きながら右を向けば、純白かつ艶やかな肌。


 それに一度触ればその魔性を帯びた感触の虜になること間違いない。


 日本人なら一目惚れしてしまうことみたがいなしだな。


 ――だが、人種というか……というのか定かではないが、いわゆる【お米】が自慢の脚を組みながら、口から流れ出る唾液とぎじるで僕を誘惑していた。



 ※ギャグコメではなくラブコメです

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