さて、温泉に行きましょうか。

「温泉が大好きである!」という方は全員集合してください。

ふむふむ、集まりましたね。
これから語られるのは温泉にまつわる、世にも奇妙な物語です。
普段何気なく通っている温泉に時折訪れる珍客の珍行動、あんなことやこんなことがこのエッセイでは面白おかしく語られています。
もしかすると温泉従業員である作者黒須さんの魂の叫びなのかもしれませんが……
笑っちゃいけない? とても面白かったのですよ笑
温泉って誰もが癒されにいく場だと思うんです。
世の中のルールの大半は堅苦しくて時に面倒だなと思うようなものもあると思いますが、温泉にはそれが当てはまらない。思いやりと気配りをもってルールを守ることで快適空間が維持されるのですね。世界に誇るべき日本の文化ではないでしょうか?
私も時折温泉を訪れます。
日頃の疲れを忘れ、執筆を忘れ(おいっ!)、身も心も温かいお湯に浸ります。
そうした環境は従業員の皆さまとマナーを守りたいと思う人々の心遣いによって守られるのだと思います。

身も心も温まる素敵な作品でした。
大変いいお湯を頂きました(*´ω`*)

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