熱いナツをキミと。

楽しいことばかり抱えて生きている人間はいないかな、と思います。
過去のトラウマだったり嫌なこと、逃げたいこと、タンスの奥にしまっておきたいようなこと。それぞれ色んなものを抱えて生きているんです。

主人公の亜希ちゃんはダンスがとても上手な女の子です。
でも、過去にダンス仲間から受けたバッシングでダンスから逃げてしまいました。
でもダンスを続けてたい、好きだから。そういう思いで始めた動画配信で思わぬ出会いがあります。というところから始まる物語なのですが……

好きという気持ちは色んなことをしていく一番の原動力になります。小説を書いてる私たちもそう、いろんな趣味、夢、追いかけていること。でもそれを邪魔する人たちもいるんですよね。
ダンスの上手な亜希ちゃんを下手だと貶められた子はきっと本当の意味でダンスが好きじゃないんだなって思います。やっぱり同じことをしてる人ならばリスペクトってありますよ。

と、少々ネタバレ気味ですが面白かったです。
暑い夏に熱いナツの物語読んでってね！