えっと、執事が欲しい方は白鳥学園高等部に集合してください。
この学園ではロードと呼ばれる主と(イケメン)執事見習いが主従契約を結んで一人前の執事になるための養成訓練が行われています。
読んでて「わたしも執事欲しいなあ」とか考えていたいたんですが、注意点がありまして。
一流の執事には一流のロードが必要です。
「えっ、主としての素養が試されるの??」
そうです、その通りなのです。
一般人が執事を抱えようと思ったらそれはもう厳しい厳しい勉強が……
——あ、わたし無理かも(´-ω-`)
まあ、あれですよ。わたしみたいな一般人には執事は不要です。
読後感はとてもよく爽やかな気持ちで読み終えることが出来ました。
執事が欲しい人も欲しくない人も楽しく読めるのではないかと思います。
ロード×執事LOVE!
ご主人様、こちらの作品はいかがでしょう?
庶民の少女に不釣り合いなほど優秀な執事が仕える、これは誰もが夢見る設定です。夢見るだけ? 夢を叶えるのが小説です。
執事を養成するための専攻が存在する高校、ここから現実には存在し得ない物語への序曲が始まってます。思いもよらぬ理由による執事が侍従する場面から次第にテンポを上げていきます。
ハプニングの連続に、主人公も読者も心拍数が上がって。いやぁ、顔も赤くなっているでしょうねぇ。
クライマックスからラストシーンにかけて、あなたはどんな劇伴音楽を脳内再生しますか? 緩やかな室内楽でしょうか。刺激的な交響曲の幕開けでしょうか。
そんなものは似合わないとおっしゃる貴方。主人公もそうでした。本作に出会ったのも切っ掛けです。心拍数が上がる、甘い体験をしませんか。
お金持ち学校に入学した一般人の水瀬仁奈。彼女は、ふとしたことから執事コースの学生である長篠幸人と出会う。
仁奈も幸人もコンプレックスを抱えて日々を送っていた。しかし、二人で協力して執事コースの試験に挑むうち、彼らは自分を見つめ直す機会を得て――
一般人なのに、セレブなお嬢様たちも雇いたがるイケメン執事にお世話してもらえる。しかも、すてきなドレスを手に入れ、礼儀作法も習い、お嬢さまらしさをめいいっぱい味わう。そんなヒロインの姿にドキドキ、ワクワク間違いなしです!
それだけでなく、ヒロインにもヒーローにも自分を肯定しきれない理由があり、2人が悩む姿にはリアリティがあって、とても共感できました。
憧れ、葛藤、困難に立ち向かう勇気。
少女向けのエンタメにあって欲しい要素がしっかりと描かれていて、五万字の中編とは思えない長編並みに読み応えのある物語です。
国内屈指のお金持ち学校に入学するも、限りなく庶民に近い立ち位置にいる水瀬仁奈は、思わぬ事情でイケメン執事長篠幸人の主(ロード)になってしまいます。
「おはようございます、仁奈様」
朝からイケメンに優しく起こされる、至福の時……等と、悠長に構えては居られません。
立派な執事になるために頑張る長篠君の足を引っ張らないように、ダンスやテーブルマナーにお勉強まで。
必死に学ぶ真面目な仁奈ちゃんが、とっても可愛くて勇気があって、心から応援したくなりました。
ロードと執事の成長譚。
もちろん、お砂糖のように甘い一時も味わえますよ。
是非、ご覧になってみてください。
お勧めです。
主人公仁奈の通う学校には執事養成コースがあり、そこには将来執事となるべく日々勉強をしている生徒たちがいます。仁奈はひょんなことから、その界隈でも有名な長篠家の幸人と主従契約をすることになってしまうのですが……。
主従、いいですよね。明らかに自分よりスペックの高い存在が、自分をこの世で最も貴重な宝のように大切に扱ってくれるんですよ。そんなことされたら、自信がついちゃいますよね。自分にはそうしてもらえるだけの価値があるんだって。
私なら即座に天狗になってしまいそうですが、この物語の仁奈ちゃんはとてもいい子なので、優秀な執事に釣り合うだけのロード(主人)であろうと、勉強にマナーに頑張ります。二人三脚で頑張る二人が微笑ましく、きゅんとなる物語です。
このお話は、執事コースのある学園で起きるドキドキハラハラキラキラを描いた作品です。
まず、『執事コース』とは?
ってなりますよね。
えぇ、執事になるためのコースです。この学園には執事養成コースがあるのです!
主人公仁奈ちゃんは、ひょんな事から学園一のイケメン長篠君が専属執事になる事になります。
仁奈ちゃんは『ちょっと裕福なくらい』の家のほぼ庶民。執事が付くだなんてそんなの考えてもみなかった! です。
でも、長篠君にとってもその選択はとても大事なものだったのです。それは本編で明かされます。
このお話、作者様がとても力を入れていたドレスの描写があるのですが、その場面がとってもキラキラしていて凄いです。さすがの描写力です。
何せ執事コースのある学園です。ガチのお嬢様も沢山います。悪役令嬢みたいな人も出て来ますよ。彼女は本当の悪役なのかそれとも……?
とにかくワクワクドキドキキラキラが詰まったお話です。
お送りする作者様は安定安心の無月夢先生です。もうそれだけでこの作品が面白いのは確約されています!
執事とロードの青春を、ちょっと垣間見てみませんか?
こんなの嫌いな人いませんて。※個人の見解です
この展開、嫌いな人いないでしょうよ。※個人の見解です
いや、逆にいます?
ひょんなことからイケメン君が執事になるとか、そんな展開嫌いな人!嫌いだったらそもそもこの話読むわけないしね!?
しかもそのイケメン執事っていうのも、あれだから。おじいちゃん執事とかじゃないから。いや、有能おじいちゃん執事も大好きですけど、でもおじいちゃんとロマンスは生まれにくいじゃないですか。お姫様だっことかしたら腰が逝っちゃう可能性あるからね!?別にお姫様だっこは必須科目じゃないですけど、絶対あった方がいいやつじゃないですか。
そう考えたらもう執事の最適解ってもしかして同年代の学生だったりする?もしかしてこれが正解……!?
とはいえ。
とはいえですよ。
この執事と主(ロード)の関係、ほんとに『ひょんなことから』なんですよね。ある意味事故。ある意味も何も事故。
こんな有能すぎる彼を庶民の私が執事にしちゃって大丈夫!?ヒロインである仁奈ちゃんは悩みます。
そんな中、迫る執事コースの試験!
受けるの!?受けないの!?どっちなの!?
受ーーーーーーー?
けーーーーーーー?
さぁ果たして二人は試験を受けるのか?
(いやもうわかりきってるやつ)
そしてその結果は!?
二人のその後にもちょっと期待したくなってしまう可愛らしいお話です!
完結していますので一気にどうぞ!
お嬢様学園に入学した、限りなく庶民寄りの主人公・仁奈と、優秀な兄の影に悩む執事一家の次男・長篠くんの成長物語。
この学園では執事科の生徒が一般科コースの生徒にお仕えすることができるのですが、ひょんな事から執事界隈の名家であるイケメン・長篠くんがほぼ庶民の仁奈の専属執事になることに。
恐れ多い……身に余る……とか思っていたら、もうすぐ執事科の重要な試験が。しかも主である仁奈も採点対象という。
それでもめげず、長篠くんに恥じないよう令嬢らしくなろうと奮闘する仁奈と、名家なのに努力家で真っ直ぐな長篠くんのコンビが終始推せました。
一気に読みました!面白かったです。
主人公、仁奈ちゃんの通う学校には執事育成のための執事コースというものがあり……ここでもう引き込まれました。
執事ですよ!?いや正式には執事ではなく執事の卵ですが、何もかもスマートにこなす執事がいるとは何事ですか私もそんな学校に通いたい人生でした(早口)。
で、ひょんなことから仁奈ちゃんに専属執事が付いてしまったのです。その名も長篠くん。
長篠くんはめちゃくちゃ名門の一族らしく…… 仁奈ちゃんはそんな人が自分の専属執事で良いのかと思いつつも……
ワクワクしたり、ハラハラしたり、そしてキュンもありでとても楽しい物語です。
物語は一旦完結となっていますが、これは続編も望める展開では……とチラッチラッと作者様の方を伺いつつレビューを終わります^^
これはある普通じゃないコースがある学園が舞台です。
国内屈指のお金持ち学校。お金持ちといえば、執事(なぜか、断定! ここ断定しないと物語の根底がゆらぐ)。
白鳥学園には、そうしたお金持ちに仕えるための、『執事コース』があるのです。
いやあ、さすがに執事コースを持っている私立高校なんて、凄すぎませんか?
この学校には、上位何パーセントかが所属する金持ちクラスがあって、そこで学ぶお嬢さま、お坊っちゃまには個別に執事がつきます。
ともに学校の勉強をしながら執事として研鑽もする。
そのための執事コースというか。
もちろん、すべての学生がそんな天上の金持ちばかりではなく、この作品の主人公「水瀬仁奈」のように一般庶民もいるわけです。
さて、ひょんなことから、彼女にトップクラスの執事がつくことになります。
そこからの物語は本文をお読みください。
執事がつくと、どうなるか。
最後のどんでん返しで、「あああ、やられた」と思うこと請け合い。
どうぞ、お読みください。