幼稚園の時、仲が良かった姉弟――香織と伊織。
二人に6年ぶりに会える。
華恋はとても楽しみにしていましたが……
「ふふっ、なに言ってるの? そんなこと無いよ。名の通り可憐で、可愛らしいもの」
「昔みたいには無理かも。華恋が……可愛くなりすぎてるから」
6年というブランクの中、華恋はどうやって二人に接すればいいかタジタジ。
しかも学校では、姉弟との同居がバレてしまうのです!
「私たちは将来を誓い合った仲だよ。三人で結婚しようって言ったじゃん」
「俺も同じ気持ちだから。これだけは、香織にだって負けてない。華恋は俺の、大切な人だから」
しかし日本では重婚はできません。「どちらかを選んで欲しい」と言われる華恋。
その上、「二人の婚約者」として有名になった華恋とその周囲に、不穏な影が…
はたして、華恋が出す「結婚相手の」答えは?
華恋を二人で半分こ。とは、なりません。
あのね、好きな人はたった一人なんです。ライバルがいるからって右はオレ、左は姉ちゃんね。とはなりません。
ここはしのぎを削って壮絶なイケメン姉弟バトルが……って、まあ学校でも堂々とイチャイチャしてますよね。
しかし、ライバルは姉ちゃんってどんな構図ですか。
好きを自覚するのに必要なのは時間かもしれません。
ともに過ごす中で色んなことがあって、その瞬間を経てようやく「ああ、わたし好きなんだ」と思える。誰しもそういう瞬間は経てきたんじゃないかなと。
気付けたときは嬉し恥ずかしですが、なによりの幸せですよね。
仲良し三人組もいつかは選ぶ時が来るのかな、でも恋愛にはいろんな形があるから答えは一つじゃないです。
やめて、わたしのために争わないで~~~って。
いつまでも三人仲良くね! どうぞお幸せに~( *´艸`)
読みやすいので秋の読書にいかがですか?
中1の華恋にはアメリカに引っ越した幼馴染の姉弟がいた。
このたび諸事情あって、その姉弟が日本に戻って来る。しかも。
なんと華恋の家で一緒に暮らすことになったのだ。
はじまるウキウキな同居生活!
ですが、ただの仲良し三人組ってわけではありません。
これぞアメリカ仕込み(?)のスキンシップで迫りくる姉、香織に、クールに見えて実は姉に負けじと恋の炎を燃やしている弟、伊織。そうです、この二人は華恋ちゃん大好き姉弟なのです。
なんせ幼き日にした結婚の約束を、中学生になった今でも覚えていて、時効になんてしてませんから。本気も本気。大真面目。重婚バンザイ。いや、姉と弟、華恋ちゃんはどっちを選ぶのっ!
わたしのために争わないで状態で、あっぷあっぷな華恋なのでした。
で、そうなるとやっかみも出てくるわけで。
なにせこの姉弟。カースト上位どころか頂点にいてもいいキラキラっぷり。
あの地味子が婚約者? えー、なんで?? ……と陰口も。
一方で、ちっとも隠そうとしない姉弟の恋のアタックに、新たな学校名物と化して受けれている生徒も多かったりして。お姫様抱っこ上等、好き好き告白はご挨拶、砂糖たっぷりの溺愛ですから。
そんな三人の様子も面白いのですが、大場さんという女子をここでアピールしておきたい。登場時、「ほほう、今回はこの子がやっかみ番長、イジワル女子」になるのね——と思わせてからの変容っぷりは見ものです。この子を変えたものまた愛なのでした。ええ。愛ですね、愛。愛がいっぱいな物語。
しかし愛に狂う者出てきてしまって……。
中学生の爽やかキュンな恋を巡る作品。でもこの恋は本気なのです!
幼馴染との再会から始まる恋愛物の王道かつ、恋を巡る相手が女子×女子とスパイス的にひと捻りあるキャラ造形が新鮮です。
華恋は果たして姉と弟、どちらを選ぶのか。そして選ばれなかった方との関係はどうなってしまうのか!?
しっかりその答えも描いてある本作。完結済なので一気読みもおすすめです。
中学一年生の華恋には、幼馴染の双子がいました。
仲良く過ごしていたのですが、双子はご両親のお仕事の都合で渡米。
そんな双子が数年ぶりに戻ってくる上に、華恋の家に同居することに。
喜ぶ華恋なんですが……。
この双子の姉弟。
とんでもない美形に成長しています。
おまけに。
中身は子どもの頃のまま華恋を溺愛してくるではありませんか!
ふたりとも本気です。本気で華恋の心を射止めようと攻防戦を繰り広げてきます。
姉だろうが弟だろうが、女だろうが男だろうが関係ありません。超絶真剣にバトルしてます。
ふたりの攻勢にひたすらタジタジな華恋。
そんな様子がおかしくもあり、ほほえましくもあり。
だけど華恋は「どちらか」を選ぶしかないんですよね。
そんな揺れ動く心も丁寧に描かれているこの物語。
文字数的にも読みやすく、なによりコメディ要素もあってとても楽しく拝読しました。
今後の三人の関係も読んでみたい。
そんな物語です。
小さい頃に華恋ととっても仲よしだったけれども、アメリカへ引っ越してしまった姉弟が、帰ってきた!
しかも、二人ともイケメン姉弟に成長したばかりか、華恋の家に居候をすることになって……っ!
という夢のようなシチュエーションが味わえる物語です!(≧▽≦)
しかも、二人とも成長しても華恋のことが大好きだなんて……っ!
もう、毎日心臓が爆発しそうで、読んでいるこちらもによによが止まりません!( *´艸`)
が、残念ながらそれだけでは終わらず……(><)
個人的にはイケメン姉弟のお姉ちゃん、香織ちゃんが好きです!(≧▽≦)
女の子なのですが、本当にイケメンで……っ!( *´艸`)
こんな恋のライバルがいる弟の伊織くんは本当に大変だと思います……(苦笑)
どちらが華恋ちゃんの心を射止めるのか、最後までわからない物語、どきどきしながら楽しんでください!(*´▽`*)
中一のヒロイン、華恋ちゃんには幼い頃離れ離れになった幼馴染みの姉弟がいるわけです。とっても仲良しだったのに、アメリカに引っ越してしまってですね。ですが、そんな二人が帰ってきました!しかも、華恋ちゃんの家に住むと来たもんだ!
えーっ?!一つ屋根の下にタイプの違うイケメンが?!
ちょっとちょっともう、私の心臓大丈夫かな?!
凛々しくてカッコいいお姉さんの香織ちゃん。
ちょっと不愛想な感じだけど、可愛げのある弟、伊織君。
この、『小さい頃とっても仲良しだったけど親の仕事の関係等で離ればなれになってしまった幼馴染と数年後に再会』って、最高に大好きなシチュなんですけど、ポイントはですね、
その幼馴染が二人いる、ってことなんですね。
しかも!
しかもですよ!これまた王道だと思うんですけど、その幼馴染達、華恋ちゃんのことが大好きなんです!そう!そうですよ!そのパターンですよ!当然ですよ!もうほんとありがとうございます!待ってた、そういうの!(息切れ)
あれ、でもちょっと待ってください?
二人いる幼馴染、片方は女の子じゃない?
そう思いませんでした?
お姉さんじゃなかった?って。
えっ、それなら男の子の方を選ぶのでは?
何て思ったあなたは甘い!甘いです!
香織ちゃんは本気です。
同性が何だ、そんなものは関係ない、とばかりに華恋ちゃんにラブラブアピールです。
皆さんも考えてみてください。
この世界には『宝塚』という夢のような舞台があるのです。あなたが女性だとして、タカラジェンヌからガチで迫られたら、拒めますか?!
イッケイケのイケメンムーブで口説かれたとして、拒めますか?!
拒めるという人だけが、石を投げなさい!
というわけで、華恋ちゃんがどちらを選ぶのか、最後の最後まで全然わかりません。いっそどちらも選ばないことだって考えられますし、いっそアラブ辺りにでも移住して重婚する可能性も……?ある!その可能性だってある!
とにもかくにも、タイプの違うイケメンから迫られるドキドキを味わいつつ、そして、「やっぱりその展開はあるよね!」というハラハラ展開に怒りで拳を振り上げつつ(止めてくれるな、一発アイツを殴らせろ!)、そしてもちろん、最後に選ばれるのはどちらなのか?!とワクワクしちゃうラブコメです!
完結してますので、一気にどうぞ!
中学一年生の華恋には、昔、すごく仲の良かった姉弟がいたんですが、彼女たち、幼稚園の頃に米国へ転校、そのままになっていました。
幼稚園の頃から、美人の姉にかっこいい弟。
そんなふたり、さらにパワーアップして、華恋の中学校に転校してきたのです。それも幼稚園の頃の気持ちのまま。
学校中が大騒ぎ。
みんな、この姉弟に大注目で、誰もがつきあいたいって思うんですが、しかし、このふたり、姉弟とも華恋を溺愛しているんです。
もうね、これが可愛い。
華恋にはちと迷惑になったりするんですが、とっても可愛い。
どうぞ、お読みください。
読みやすくて、幸せな気分になること請け合いです。
面白いです!(笑)
美少女香織ちゃんと、イケメンな伊織君。
そんな二人からとにかく愛されちゃう主人公華恋。
この3人の会話、すごく面白くて、微笑ましいです……。
そして!
まさかのドキドキ同居生活がスタートですっ!
香織ちゃんもすっごくカッコよくて、いざって時にはすごく頼りになる女の子!
伊織君は淡白そうに見えてサラッとドキドキするセリフを言ってくるんです。
もう終始ずっとニヤけてドキドキしてました(笑)
そんなある時……ってここからはネタバレになっちゃいますね!(危ない危ない)
いろいろなハプニングの中、主人公はいったいどちらを選ぶのでしょうかーっ?
絡まる赤い糸の行方は……??
ではっ、続きは本編でご確認ください‼
主人公の華恋ちゃんは、ある日から幼馴染の容姿端麗・何事にも優秀な姉弟(香織と伊織)と同居する事になる、同居LOVEな作品なのですが……。
なんと、姉の香織ちゃんも弟の伊織君も華恋ちゃんを本気で愛している! 香織ちゃんは女の子だけど王子様みたいな容貌に振る舞いですし!
この姉弟のバチバチが、溺愛が、もう眩しくて煌めいていてクラクラしちゃってニヤニヤしちゃうんですよ。
アメリカ帰りの姉弟ですので、スキンシップも自己主張もそりゃもうオープンな感じで! 激しく! 情熱的に!!
それに翻弄されるのはヒロイン華恋ちゃんなんですけどね。でもなかなかこの子も芯がしっかりしている子で。
毎回ニヤニヤしてはときめいちゃって、おばちゃん忘れていたアオハルを思い出しそうです。
あなたも忘れてしまっているアオハルを思い出しませんか?