因果応報とはこのこと。悪意ある言葉は、自分に返る

SNSによるパワハラから始まるこの物語。

短編ならではの軽妙な展開と、面白い構成で、あっという間に読めてしまうのですが……。

実話部分を含む、と聞くと、ちょっと「ぞっ」とします。いや、ありますよ。こういうこと。うんうん。私もちょっと、過去を思い出して……。ああ、嫌なことを思い出した……。

だけど。
そこを上手くコミカルにまとめているのが、この作者様のうまいところ。

単なる、後味の悪いトラウマ物語で終わらせず、くすりと笑える落とし方や、未来ある読後感はさすが。

楽しませて頂きました。

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