読むも書くも、すべては良い作品に巡り合うために

感動する作品に巡りあった時。
その喜びを誰しも味わったことがあると思います。

読むことを主な目的としているユーザの視点から、その価値観、行動フロー、さまざまな心情を細緻に教えてくれるエッセイです。
また、ご自身も執筆をされ、書き手の気持ちにも触れられているので、どのお話も大きく共感いたします。

「書き手を育てたい」、その気持ちは未来に自分を感動させてくれるであろう作品にもつながる。

わたしも読むのは好きだけれど自分には書けないジャンルがたくさんあり、自分にない才能をお持ちの作者様をどんどん応援していきたいです。
同じ傾向の作品を書く方々とも切磋琢磨して、活字の世界が希薄になってきている今を盛り上げていければ嬉しいと思います。
日本語が持つ豊富な語彙や絶妙なニュアンスなど、次世代に伝えていきたいですし、失われてしまうのは寂しいです。

読んで欲しい、でも何をどうしたら良いのか分からない。
そういう人はたくさんいらっしゃると思います。わたしもその一人です。

こちらのエッセイにはヒントがたくさん詰まっています。
どうぞご一読くださいませ!

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