第4話【地下通路から続く隠し部屋】(1)
「勇者君どう思う?これって【絶対お宝】の予感ってやつだよね?」
「ニコニコ」と笑顔を振り撒いてはいるが、指で地下通路の入り口である床を示しているが
微動だにしない。
「あーはいはい……開けろってことね」
僕は、気だるそうに床板を
「私も手伝うよ!!」そう言って3cm程上がった隙間に
【どしんっ!!】と重量級の音が部屋中に響き渡り、辺りには
【結末まで残り2127文字】
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