第3話【お城を探検するよ】(2)
「もー!!勇者君遅いよ!!」
腕を組ながら不機嫌そうに彼女が僕を
「それでね!!昨日気付いたんだけどこれを見て!!」
後ろ手を組ながら、嬉しそうに「くるくる」と回る彼女に僕は、見惚れていた。
「勇者君?おーい?私じゃなくてここだよ?」
ボーッとしている僕を見て目先に手を振りかざす。
「あー、悪い悪い。んで?どうしたの?」
「勇者君やっと起きた?ここにね【秘密の地下通路】発見したの!!」
嬉しそうな彼女の顔は、どこか無邪気な子どもの様に綺麗だった。
【結末まで残り2470文字】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます